▼一番効率のよい発電システムは?

 

 風力発電は太陽発電などの自然エネルギーなどと一緒で、半永久的に電気を発電することができます。風によって風車をまわし、発電機を動かすことによって電気を作ります。さらに今ある高性能のプロペラ型風車は風の力の約40%を電気エネルギーに変換できます。(現在、太陽発電は20%以下)


 

知ってますか?
函館市三育小学校、風力発電で黒板消しクリーナー

 函館市三育小学校では、父兄の有志のもと1999年から小型の風力発電で黒板消しクリーナーなどの電力をまかなっています。児童たちにも小さい頃からの環境問題への関心も芽生えているようです。

■風力発電全体に言える特徴

 風力発電は自然の風しか必要とせず、原子力や火力のように後にCO2や放射性廃棄物など自然破壊につながる要素が出ない、安全でクリーンな発電システムです。他にもたくさんの利点があり、実際に実用もされていますが、その中で色々な欠点も出てきているのが現状です。以下は利点と欠点をまとめたものです。

 

利点

欠点

CO2 を排出しない

半永久的に発電が可能

発電機のコストが安い

計画的な発電ができない

騒音問題

電波障害

鳥問題

景観問題

破損の危険性

 


 

 

■風力発電の種類

風力発電にはさまざまな種類の風車があります。ここでは、その中で主に利用されている4つの風車を紹介します。

 

 

プロペラ型風車

 2002年現在、実用されている風力発電の中でもっとも普及しているのがこのプロペラ型です。三枚の羽が、風を受けその力で回ります。
プロペラ型は、発電効率が良く大型化が可能なので、大きな電力の発電も可能です。大抵三枚羽のものが多く、白い外見が一般的です。発電中に鳥などがブレードにぶつからないように、航空法では赤いランプなどの目印を取り付ければいけないなどと記されています。

 

 長所−発電効率がもっとも良い

 短所−強風の時、騒音がうるさい

      ブレードでけがをする危険性が高い

 

サボニウス型風車

 サボニウス型といっても色々なデザインがあり、全体的に発電効率は全体的にそんなに良くないのですが、設置場所を選ばず、強風時の音も静かなので街中などに設置するには適しているデザインです。

 

 長所−弱い風でも発電可能

      風を切らない構造の為、静寂性が優れている

      設置場所を選ばない

 短所−発電効率がプロペラ型より劣る

 

 

 

ダリウス型風車

  縦に曲がって伸びた羽が風を受けて回る風車です。このダリウス型は建設するためのコストが低く、さらに風の向きを選ばず、強風の時でも騒音をあまり出さずに回るので都市部などでの発電に向いています。

 

 長所−騒音が少ない

      風向きを選ばない

      コストが低い

 短所−プロペラ型より効率が劣る

 

 

オランダ型風車

 昔からヨーロッパを始めとして粉引き、揚げ水などに利用されてきた風車です。一般的な「風車」のイメージでは、このオランダ型風車を思い浮かべる人が多いと思います。。

 

 

その他、ジャイロミル形風車・セルフウィング形風車・バドル形風車などたくさんの種類があります。


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=用語=

航空法
空の管理に関する法律で、大きな風力発電を設置する場合は、この法律の条件を満たすあります。