社会をデザインする大学

social02公立はこだて未来大学は、研究室や教室に閉じこもることなく「街に出る」研究・教育活動をモットーとしてきました。情報、デザイン、複雑系、知能といった領域の学問は、いずれも社会実践のただ中でこそ新しい発見があり、生き生きと学ぶことができる性格をもっています。街に出て、地域社会の問題を発見し、問題を取り巻く固有の環境条件を理解し、解決策をユーザや市民と共に考え、システムとしてかたちにしていく――このような現場志向の教育や研究のスタイルは、そのまま社会をデザインする活動へとつながります。

――例えば、地域の医療機関と連携して、医療や看護、介護の現場と向き合うメディカルIT分野の取り組みは、2002年に始まり、すでに10年以上の歴史を有します。2005年には、本学と企業、地域の病院の産学連携により取り組んだ、病院における患者中心のコミュニケーションツール開発の教育プロジェクトが、グッドデザイン賞新領域部門賞を受賞。「大学が中心となり新しい医療サービスのデザインの仕組みを構築した」と高く評価されました。また、2013年に函館市電開業百周年という節目を迎えた函館市企業局交通部との連携で、交通部シンボルマークや車両番号書体のデザインリニューアル、百周年記念の「百」のロゴとフラッグのデザインなどを、本学の教員や学生たちが実現させました。――これらの事例は、全体のほんの一部。大学ならではの連携の仕組みと専門性を生かして「社会をデザインする」試みを、地域社会との持続的なかかわり合いのなかでさまざまに展開しています。

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