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大学の受験情報

一般選抜(前期日程)入試における数学出題ポリシーについて

                                                            平成22年4月
                                                            公立はこだて未来大学
 
 平成18年度に公表をさせていただいたとおり、平成21年度以降の一般選抜(前期日程)入試において、数学の出題は
以下のとおりの出題形式となっております。
  
科目
範囲
時間
数学
(必須問題)
「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」
120分
(選択問題)
「数学Ⅱ・数学B」
「数学Ⅲ・数学C」
 
 数学(必須問題)の出題範囲は、従来どおり「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」のままですが、数学(選択問題)は、
「数学Ⅱ・数学B」または「数学Ⅲ・数学C」のいずれかの選択です。「数学Ⅱ・数学B」が必須問題、選択問題の双方で
出題されることで戸惑われることのないよう、本学の出題方針を以下のとおり公開いたします。

1.「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」(必須および選択)の出題ポリシー
 従来の「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」では、3問の中で、基礎事項の確認を主たる目的とする作問と同時に、複数の基礎事項の活用力を問う目的の融合的作問に努めてきました。例えば、 平成19年度前期の問題Ⅱ平成18年度前期の問題Ⅲ平成16年度前期の問題Ⅱと問題Ⅲ平成18年度後期の問題Ⅰなどは、このような出題意図が反映された融合型問題といえます。
平成21年度からは、この考え方の継承・発展形として

(1) 必須問題(「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」)では、主として基礎事項についての学力を確認するための基本的な問題を3問程度出題します。
(2) 選択問題(「数学Ⅱ・数学B」)では、主として複数の基礎事項を活用し、総合的な学力を問います。従来問題の中では、融合型に分類されるような問題を2問程度出題します。

2.「数学Ⅲ・数学C」(選択)の出題ポリシー
 必須問題(「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」)と同様で、主として基礎事項についての学力を確認するための基本的な問題を2問程度出題します。
 
3.新たな出題ポリシーに期待する効果
 公立はこだて未来大学では、本学の教育・研究活動での特徴的な学際性を勘案し、本学の受験を考える受験生の中で、数学Ⅲ・数学Cを履修していない方の入学意欲を妨げない配慮から、平 成20年度入試から引続き、前期試験における数学(必須)の出題範囲を「数学Ⅰ・数学A」および「数学Ⅱ・数学B」に限定し、「数学Ⅲ・数学C」は選択問題での出題範囲としております。
 本学での初年度基礎数学科目には「数学Ⅲ・数学C」を前提とする内容が含まれますが、高校で「数学Ⅲ・数学C」を学んでいなかった学生もそれをクリアしてきました。この場合、「数学Ⅲ・数学C」の 既習者より、「問題へ取り組み、解決する」姿勢が一層必要であろうと思います。
 本学の入学試験(前期)において「数学Ⅲ・数学C」を選択する受験生については、「数学Ⅲ・数学C」を選択しない皆さんよりも初年度基礎数学科目への接続が容易であろうという判断から、入 試においては「数学Ⅲ・数学C」の基礎事項について学力確認をすることとしました。
 選択問題の「数学Ⅱ・数学B」を解答される場合において、「数学Ⅱ・数学B」の学習負担が増大するとは考えておりません。実際、新たな出題ポリシーにより
  ・ 出題項目の偏りが緩和される
  ・ 必須、選択ともに段階を踏んだ設問により、理解力の細やかな評価が可能になる。
など、受験される皆さんへのプラス効果があると考えます。また,細やかな出題による学力確認を、入学後の初年度基礎数学教育にも活用したいと考えています。ト ータルな設問レベルは従来と同程度のレベルとします。
 

 以上

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