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大学には「教育の場」と「研究の場」の、2つの側面があります。「教育の場」としての大学を知ってもらうには、実際に授業を体験するのが一番です。今年は講義を5つ用意しましたので、あなたの興味に合った授業を選んでください。
センシングマップ~都市と行動の視覚化~ 情報システムコース 白石 陽
私たちの生活している実世界は、絶えず変化していますが、都市や街に配置された様々なセンサによって都市の現在の様子を把握し、携帯デバイスによって自分の経験に関するセンシング情報を取得することができます。本授業では、実世界センシング技術や都市の状態やユーザの行動を視覚化(地図化)するための技術について説明します。気象観測データ、GPSによる移動軌跡データ、写真データなどのセンシング情報を組み合わせることで、「実世界センシングマップ」を実現できると考えています。
良いデザインって人を幸せにする? 情報デザインコース 姜 南圭
デザインって何?と聞かれたら、外観をかっこう良くしたり、美しくしたりすることを思う人が多いようですが、正確な答えはなかなか言えない人も多いでしょう。本講義では、情報化社会におけるデザインの役割を、人間と機器との関係、特に幸せという人の「感性」の観点からいくつかの例を通して考えます。それと共に、認知心理学・情報科学・デザインが融合した公立はこだて未来大学のデザイン教育の方向性も紹介します。未来大学での人を幸せにする良いデザインについて楽しく探検しょう。
脳科学~言語と視覚の中枢~ 複雑系コース 川口 聡
脳の発生と解剖を導入として簡単に説明する。その後、脳における言語と視覚中枢について簡単に説明したい。
1)言語中枢であるブロカ野とウエルニッケ野の機能について述べる。自発言語と言語理解は、脳の異なる領域で行われていることを説明する。
2)視覚情報の脳内における経路を説明する。それをもとにして視覚経路に異常が生じた場合に、視野にはどのように変化がおこるか説明する。
ネットワークの科学の探検;WWWから、生物細胞まで。 複雑系コース ホセ・ナチュル
皆さんが居るこの地球上の人々は、6人の人間を介してお互いにつながっています。つまり、我々の社会は、60億の頂点の ネットワークであり、6次の隔たりですべての頂点がつながっていると考えることができるのです。それは、あなたが誰かをしり、その誰かが誰かを知り、その 誰かが誰かを知り、その誰かが誰かを知り、その誰かが誰かを知り、オバマ大統領に辿り着きます。それは誰でも、例えば、トム・クルーズからあなたのお父さ んへと。
そして何万もの繋がった分子からなる生体系システムも同じような構造をしています。また、グーグルの検索とウエブユーザー等、他の様々なシステムも新しい ネットワークの科学によって研究できます。あなたは、グーグルのようなパワフルなネットワークの検索するアルゴリズムや、また人間の細胞内にある病気に関 係する重要なたんぱく質を発見する次世代の人になるかもしれません。
「分かること」と「感じること」の関係を音楽で解き明かす 知能システムコース 中田 隆行
音楽は子どもの言葉や知能、社会性の発達にとってとても大事なものです。練習をして演奏が上手になったりうまく歌えたりする技術的上達とは別の側面 である、「音楽を楽しむこと」が与えるすばらしい効果が最近注目されるようになってきました。近年、音楽を通して明らかになって来た、「感じること」と 「分かること」の関係についての、興味深い発見について紹介します。
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