地域のみなさまへ

地域社会の知の交流拠点として、地域のみなさまの参加と学びの場を広げるための活動に取り組んでいます。本学のポリシー「オープンスペース、オープンマインド」は、キャンパスの境界を超えて、地域社会へもつながるものです。具体的な取り組みとして、市民の方々がどなたでもご参加いただける特別講演会や公開講座を定期的に開催しています。また毎年1回、地域交流フォーラムを開催し、最新の研究領域や社会的課題をテーマにした研究報告や講演、パネルディスカッションなどを実施しています。このほかにも、本学が推進する地域の学校との連携活動、はこだて国際科学祭をはじめとする地域社会との多様な連携活動を、総合的に支援しています。

特別講演会・公開講座

著名人や専門家、研究者をお招きして、最先端のテーマなどについて語っていただく「特別講演会」を、年数回程度開催しています。入場料は無料、市民の皆様はどなたでもご参加いただけます。また、本学教員が講師を務める「公開講座」を、こちらも年数回開催しています。講演形式、ワークショップ形式など、様々な形式で開催され、講座によっては携帯品が必要な場合や、おとな向け・子ども向けなど対象を限定している場合があります。詳しい開催情報は、本学ホームページ、市内公共施設等各所に配布されるチラシなどをご参照ください。

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科学技術と市民を結ぶ――はこだて国際科学祭、はこだて科学寺子屋

一般市民と科学技術とのギャップを埋めることを目指した科学コミュニケーションという活動が、近年盛んになっています。函館地域では、日本で最初の本格的な科学フェスティバル「はこだて国際科学祭」を2009年から毎年8月に開催しています。これは本学教員らが中心となり、地域の高等教育機関や行政を巻き込んで推進してきたもので、観客動員数1万人を超える地域の一大イベントとなっています。地域ですでに科学コミュニケーション活動に取り組んできた方々の参加はもちろん、地域内外からのゲストの公演、企業のCSR(社会的責任)プログラムの参画など、国際科学祭という名にふさわしい広がりのあるフェスティバルが実現されています。
また、科学祭と表裏をなす取り組みとして、科学技術を理解する、親しむ、楽しむことができるような体験や学びの場を広げること、その担い手としての市民ボランティアの創出を目指す、「はこだて科学寺子屋」の運営を主導しています。夏期集中講座の開講のほか、定期的にワークショップなどを開催しています。

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学術文化・芸術分野での連携活動

本学は広域連合により設置された大学として、「知的・文化的・国際的なシンクタンクとして地域社会と連携し、地域の学術・文化・産業の振興に貢献する」ことを、開学時より設立趣旨の1つの柱に掲げ、多彩な教員の主導により、多様な活動を展開してきました。例えばその代表的なものとして、函館圏地域ディジタル・アーカイブの構築プロジェクトを主導してきました。地域の図書館や博物館の学芸員、貴重な文化財を保有する寺社やコレクター、歴史作家などの方々を巻き込み、地元に眠っている歴史的な文献や美術史料を掘り起こし、一方ではその高精細ディジタル化によるデータベースと検索・閲覧システムの構築を進め、他方では全国から専門家を招聘して地域にとってのアーカイブ編纂の文化的意味について考える市民講座シリーズ「文化と編纂」を開催するなど、地域連携―社会連携の複合による幅広いプロジェクトが展開されています。その他にも、市民の方々との連携による地域デザインのワークショップから、毎年恒例の大イベント「はこだて国際民俗芸術祭」まで、大小様々な社会連携活動を展開、あるいは深く参画・関与しています。

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