結論
観察の中で、「○○の気分じゃない」ユーザを発見し、
そのユーザは、料理集合から消去法で料理を選んでいる、という考察が得られた。
そこから、今まで肯定的に選びがちだった注文方法ではない、
消去法によって否定的に選ぶ、という新しい注文方法を提案した。

この注文方法は、ユーザー評価によると、
「具体的に注文する料理が決まっていない人」だけでなく、
それ以外の人も使用可能であると分かった。
加えて、操作する中で「注文したい料理を思いつく」といった行動が見られたことから、
ユーザに新たな“幸せな注文方法”を、提案出来たのではないかと考える。

まだシステムとして不十分な点もあるが、
今後、改良とユーザ評価を繰り返すことで、
より高い評価を得られる、新たな注文方法として確立されることが期待される。
公立はこだて未来大学 システム情報科学部
情報アーキテクチャ学科 デザインコース 3-K
猪本慎太郎 門脇梨紗 黒澤瞬 鈴木良果 川上大地
授業名:ユーザーセンタードデザイン
指導教員:岡本誠 寺沢秀雄