〜第97期中間報告書より〜
上半期の業績はいかがでしたか。
上半期も本格的な景気回復には至らず、また半導体の市況悪化もあり厳しい状況で
したが、ネットワークシステムやパーソナルコンピュータの需要が拡大し、 受注高
は 1兆 3,981億円、売上高は 1兆 3,391億円といずれも前年同期を上回りました。
損益につきましては、 経常利益 265億円、中間利益 194億円を計上することがで
きました。
株主のみなさまへの中間配当金は 1株につき 5円とさせていただきました。
通信部門が好調なようですが。
情報・通信分野のキーワードはネットワークです。
国内では、インターネットの利用拡大、携帯電話、PHSの普及などに伴い、ネット
ワークインフラの需要が拡大し、通信事業会社各社に交換・伝送システムを多数納
入しました。携帯電話機につきましても、今年度の出荷台数は前年度比3倍の200万
台を超える見込みです。
海外では、マルチメディアネットワーク化が進む米国で光伝送システムのトップシ
ェアを維持したほか、アジア各国から大規模ネットワークシステムを相次いで受注
しました。
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