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論文のチェック案

author:新美礼彦

date:2003年01月14日




論文のチェック案

論文の質を高めるための、相互チェックシステムの案(?)です。
論文作成におけるiso9000もどき
1. テーマ決定
 1.1 テーマ候補の調査
 1.2 担当教員と打ち合わせによる決定
 1.3 研究室内の研究会

2. 参考文献調査
 2.1 参考文献収集
   a)担当教員から参考文献を指示してもらう
   b)学会誌
   c)学会発表論文集
   d)Webによる検索
   e)論文検索システムによる検索
   f)メーリングリストの参加
   g)書籍
 2.2 担当教員に参考文献の報告
 2.3 研究室内の研究会

3. 研究目的決定
 3.1 参考文献調査により、既存の手法の問題点を見つける。
 3.2 この問題点を解決しうる方法論を考える。
 3.3 大学院生(または担当教員)とディスカッションを行って、アイディアを発展してみる。
   3.3.1 アイディアに関係する手法の再調査を行う。(オプション)
   3.3.2 大学院生(または担当教員)と再度ディスカッションを行う。(オプション)
   # 研究目的に関する利点及び欠点の明確化
 3.4 担当教員とディスカッションにより研究目的の決定
 3.5 研究室内の研究会

4. 手法の提案
 4.1 研究目的の達成に必要な手法の確立。
 4.2 手法に関係する文献調査。
 4.3 大学院生(または担当教員)とディスカッションを行う。
   4.3.1 手法に関係する再調査を行う。(オプション)
   4.3.2 大学院生(または担当教員)と再度ディスカッションを行う。(オプション)
   # 研究目的の新規性を理論的に具体化
 4.4 担当教員とディスカッションにより手法の決定
 4.5 研究室内の研究会

5. 実験
   5.1 提案手法の実装方法の検討
   5.2 実験による手法の検証。
    5.1.1 おこなう実験が検証用として妥当かどうかのディスカッション
    5.1.2 予備実験
    5.1.3 本実験
    5.1.4 実用例による実験
   5.3 実験で新たに見つかった問題に対する対策の検討
   # 手法を拡張するのか、実装レベルで対処するのか。
   5.4 実験結果に対するディスカッション
   # 実験値と理論値の比較
   5.5 専門家による実験結果のチェック(オプション)
   5.6 研究室内の研究会

6. 考察
 6.1 論理的な提案手法の解明。
 6.2 今後の発展の考慮
 6.3 研究室内の研究会
 # 研究の着目点・重要点の整理

7. 研究室内の研究会での発表

8. 学会発表

9. 論文投稿

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電子メール: 新美礼彦 <niimi@fun.ac.jp>

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