IBANEZ ROADSTAR(`80s)

 

アイバニーズ(当時はイバニーズ)登場は鮮烈だった。最初の出会いは新宿のミュージックランドKEY。全くのオリジナルデザインで大々的にセールスプロモーションを行っていた。ナチュラル仕上げで、家具のようなルーター加工があって、ネックには唐草模様のインレーが入っているボブ・ウェアーモデルとか現在のARモデルのオリジナルもあったっけ。「海外ですごく売れてるホントいいギターだよ!」って勧められたんだけど、TAKAMINEを買ったの時のようには行かなかった。エレアコはそれまでに無かった新しい楽器だったから冒険も出来たけど、エレキギターでの冒険は出来なかった。悔やまれる。後に、パット・メセニーがARの12弦を使用していて「衝撃的に良いギター」って雑誌上で語っていた。

IBANEZ ROADSTARは京都の十字屋楽器店で計画的に吟味して購入。この頃、アイバニーズは随分とメジャーになっていて、有名ミュージシャンのシグネイチャーモデルが続々とデビューしていた。このギターはスティーブ・ルカサーモデルでストラトキャスターとレスポールの「良いとこどりギター」などと言われていた。同仕様でレッド・サンバーストのゲイリー・ムーアモデルもあった。購入して一月後くらいに、赤のフラットトップボディーにワンピックアップのアラン・ホールズワースモデルがデビューしてちょっと後悔もしたけど、このギターに不満があった訳ではない。

バーズ・アイメイプル・アーチドトップのとても美しいギター。フレットボードはエボニー。オリジナル・ロックタイプのトレモロ・ブリッジとテンションガイドだけど、やはりチューニングは狂うのでトレモロは使用していない。

クリーンサウンドは所有しているエレキギターの中でベスト。暖かみがあって力強くて安心感のあるとても良い音。おなじ時期に買ったSG3000のクリーンサウンドが良く思えないのはこのギターのせいだと思う・・くらい良い音。ピックアップは現在も販売されているSuper58。オーバードライブサウンドはやや暴れ気味かなって気がしてあまり使わないけど、それは単にコントロールする腕前が悪いからだと思っている。


更新情報:03,11
Steve Lukatherシグネイチャーモデル「RSー1010SL」の仕様が分かった!
Body:バーズアイ・メイプル・アーチドトップ、バスウッドバック
Neck:メイプル1ピース、エボニー指板,スノーフレイク・ポジションマーク
Pickup:Steve Lukather Special(前期モデル)、Super58(後期モデル)

マッチングヘッド・ロックナット、ファインチューナー付きプロ・ロッカー・トレモロ

 

更新情報:03,11
アイバニーズの懐かしのヴィンテージ見つけた!もともとIbanez は輸出専門だったようです。当初は日本に逆輸入されていたんですね。
鮮烈な印象を受けたBob Wear model はYAMAHA SG 175に似ている。

 

Bob Wear model

Carved solid ash top with ash body Hard laminated maple neck with adjustable truss rods

Gold plated ibanez super 70 anti-hum pickups

Polished ebony fingerboards with vintage vine styled pearl inlays

Inlay art pegheads

Phase selector switch

AR model

Selected mahogany body with carved solide marple top

Hard laminated marple neck with adjustable truss rod. Set-In neck

Ebony fingerboard with fancy mother of pearl inlays

Twin gold plated ibanez Super 70 anti-hum pickups

Phase selector switch