コース長のメッセージ

みなさんへ

大場みちこコース長 ICTは今や日々の生活や産業活動を支える社会インフラです。一方、我が国は東日本大震災からの早期復興やエネルギーの安定供給、少子高齢化、日々変化するグローバル・ビジネスへの対応など社会的な課題が山積しています。これらの社会的課題の解決や課題を解決するためには、ICTを活用して企業、自治体、国などの組織を超えた取り組みができる高度ICT人材が不可欠です。この高度ICT人材育成に対して、従来からの個別の技術教育とは別に、複合的な技術の使用や実践的な技術の習得、チームによる作業の学習のためのPBL(Project Based Learning)という形式での取り組みが進んでいます。

公立はこだて未来大学では、他の大学に先んじて2002年から「システム情報科学実習(プロジェクト学習)」のなかで、産学連携による実践的教育に取り組み、2007年より企業の寄附金に基づく寄附講座を開始し、実践的ICT人材の育成を推進しています。寄附講座では、企業からの講師派遣によるシステム開発に関わる講義とPBLによるシステム開発を単位のない課外活動として実施しました。この寄附講座の活動は2010年度に時限を迎えましたが、実践的高度ICT人材の育成を目標に新設された学部・大学院6年間一貫教育の「高度ICTコース」へ発展的に移行しました。

2010年度にスタートした高度ICTコースでは、これまでの実践的な教育経験を礎にサポート企業の他 産業界、官公庁、近隣自治体等の外部組織と連携した教育体制、システム開発演習を通して、実践的な高度ICT人材育成に取り組んでいきます。