平成27年度 プロジェクト学習 成果発表会(東京会場)

概要

  • 日時:2015年2月29日 12:30-15:00
  • 場所:秋葉原UDX2階「アキバ・スクエア」(会場へのアクセス

発表予定のテーマ&概要

1. ミライケータイプロジェクト

ミライケータイプロジェクトでは,数年後の未来を想定したスマートフォン向けサービスを考案し,実践的な開発の流れを学んでいる.今年度は,未来大,専修大,神奈川工科大,長崎大,法政大の5大学が連携し,車いすユーザのための経路案内サービスである“クルちゃん”,観光客のための感動共有サービスである“Tourity+”の開発とビジネスモデルの考案に取り組んでいる.

2. フィールドから創る地域・社会のためのスウィフトなアプリ開発

私たちのプロジェクトでは観光・医療・教育の現場を観察し, そこにある問題を解決するアプリを開発しました. 観光班は木古内町観光の思い出を残すことを支援するアプリ, 医療班では家族間の会話を促し, それによって認知症対策をするアプリ, 教育班ではプログラミングをアニメーションで学習するアプリを開発しました.

3. モバイル端末やビックデータで医療,ヘルスケア環境をデザインしよう

本プロジェクトでは,学生自らが医療問題を見つけ,それらの問題に適したICT によるアプローチを考え,様々なツールやデバイスを用いて開発を行った.活動にあたっては, 病院や介護施設を訪問し,現場の方々と意見交換することに より,生きた情報を得られた.これらの活動を通して,医療および介護の現場へ の理解を深めることができた.

4. ゲーム・デ・エデュケーション

ゲーム・デ・エデュケーションでは,自分たちで開発したアプリやゲームを通した小学生のための教育支援活動を行いました.「ジェスチャ認識を利用した英単語学習ゲーム」,「ジェスチャ認識を利用したことわざ学習ゲーム」,「表情認識を利用した文章読解のためのゲーム」,「iPadによる図形展開図の学習アプリ」,「iPadによる学習スタイル診断アプリ」を開発しました.開発したアプリとゲームを函館・福島・ウガンダの小学生に提供し,ワークショップや授業において,それらを検証しました.実験の結果,これらのアプリとゲームの学習効果と有効性を示すことができ,学会でも発表しました.

5. 函館発新体験開発プロジェクト

2016年度,函館市はJR函館駅前地区に複合文化施設「はこだてみらい館」および「はこだてキッズプラザ」を設置します.「函館発新体験開発プロジェクト」は先端技術を活用したコンテンツやワークショップの企画・制作を行い,これらの施設の運営に関与し,また教育・研究の場としても活用することを目的としています.そして,これらの施設が函館地域全体を活性化し,函館発「世界に訴求する施設」として「魅力を維持し続ける」ような運営形態の提案を目指しています.秋葉原課外成果発表会では,身体的動作を伴うデジタルコンテンツやワークショップの開発状況と成果ついて報告いたします.

6. 未来大生のための数理科学学習環境の整備

本プロジェクトでは, 未来大生の数理科学に対する学習状況を調査・分析をおこなうことにより, そこに潜んでいる問題を解決することを目指しました. 解決の過程では, 数理科学学習を支援するWebサイトを開発し, 開発したWebサイトを用いた勉強会を企画・実施しました. 未来大の主要な学びの場であるメタ学習ラボや講義担当教員とも連携をとりながら発見した, 数理科学を学ぶための環境の整備方法について報告します.

7. ロケーションベースサービスの展開

このプロジェクトでは, 位置情報を利用した「人を活動的にさせるディジタルサービス」の実現を目指し, ドローンとARを用いたサービスを提案しました. ドローンのサービスとして新しいスポーツを実現するためにドローンをボール代わりに使ったパスを実現しました. ARを用いたサービスとしてはブロックとAR技術を組み合わせ登場するCGオブジェクトの変化を楽しむ遊びを開発しました.

8. ハコダテソラカメラ-番組制作とツール開発

本プロジェクトでは, 函館市西部地区を舞台として, 地域と人にフォーカスした様々な映像の制作と発信を重ね, それを通じて人の心を動かすことのできる「表現すること」の重要性を学んできた. 特に西部地区に点在する伝統的建築物とその保存に携わる人々をテーマにした作品は, 内外から高い評価を得ることができた.

9. 船の位置を表示する『Boat Map』の開発

私たちは大型船舶の離着岸などを支援するタグボートの配船業務の効率化を目指している. 従来の無線連絡ではタグボートの位置を把握に時間がかかっていた. そこで, 本プロジェクトでは地図上に函館湾のタグボートと大型船舶を表示するシステムを開発した. これによりタグボートの配船業務がよりスムーズになることが期待される.

10. FabLab函館

このプロジェクトでは, 函館に3Dプリンターやレーザーカッター等が使えるものづくり工房FabLabを函館に創出することを目的としています. そのために企画/運営を担当する運営班,作品製作/マニュアル公開を通してファブ技術を伝達するコンテンツ班, ものづくりを支援するシステムを作るシステム班に分かれて活動してきました.

11. もえもえデジタルサイネージ 〜人を動かす 認知×デザイン×システム〜

本プロジェクトでは人を動かすデジタルサイネージのコンテンツを制作しています.「ピアノへのプロジェクションマッピングを用いたコンテンツ」,「食堂利 用者にとってより楽しい, より役立つ情報を提供するコンテンツ」,「Kinectを用いた学生間情報伝達活性化を目指したコンテンツ」を3つのグループに 分かれて制作しました.

12. 地方のためのtwitterローカライズ

本プロジェクトは, 2つのシステムを提供している.

(A)複数の手間を踏むことなく, ジャンルで絞られた, 指定した場所周辺の飲食店に関するツイートを表示するWebアプリケーションシステム.

(B)ツイートを分析し, ユーザーに函館のおすすめの観光地を表示し, 現在と未来の性格, 相互にフォローしている集団の性格を診断するシステム.

13. シンクロ現象と音楽・映像表現

人と並んで歩いて自然と歩くリズムが揃うなどの他者とのリズムの同期を体験すると, リズム同期した人と人の間でお互いの思いやりが高まるなど, 心理的な効果が得られることが確認されています. 本プロジェクトでは, 複数の人とのリズム同期の程度によって音楽のパート構成, 映像表現が変化するなど, シンクロ現象を分かりやすく体験できるシステムを提案しました.

14. future body (知覚デザイン)

本プロジェクトでは, 生き物の知覚を学び, 人間と外界との新しいインタラクション装置を作りました. 手のひらで音を聞く装置, 目の幅を変える装置, 手の握りを遠くに伝える装置により, 新しい知覚の手段を提案します.

高度ICT演習  海洋・観光・マーケティングフィールドにおけるテクノロジーの活用

高度ICT演習は, 学部1年生から修士2年生までの複数の学生・院生が約1年間かけて取り組む異コース混合PBLです. また学生は高度ICT演習に課外活動として自主的に参加しています. 今年度は海洋・観光・マーケティングの3つの演習テーマがあり, 各々のフィールドを対象として演習テーマごとにプロジェクトに取り組んでいます.