Event
2018-06-04

特別講演会「2030年の人工知能」を開催(7/2)

開催概要

公立はこだて未来大学特別講演会
2030年の人工知能 – 徹底討論 トップ研究者が語る可能性と限界

日時: 2018年7月2日(月)18:30~20:00(開場18:00)
会場: 公立はこだて未来大学 講堂(函館市亀田中野町116-2)
講師:
松尾 豊(東京大学大学院工学系研究科 特任准教授)
中島 秀之(札幌市立大学 学長 (公立はこだて未来大学 前学長/名誉学長))
松原 仁(公立はこだて未来大学 複雑系知能学科 教授)
定員: 200名(申込不要、当日先着順)
参加費: 無料
お問い合わせ: 公立はこだて未来大学事務局企画総務課
TEL: 0138-34-6449(平日9:00~17:00)

内容紹介

人工知能の本格的な社会実用化の時代が到来している。しかしそれはいまだ人工知能の可能性の一部にすぎない。このブームが沈静化した後に予想されるさらなる課題と可能性について、また開発をめぐる倫理の問題について、人工知能研究第一人者の3人が議論する。

講師略歴

松尾 豊
1997年東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年同大学院博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻准教授。2014年より、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 グローバル消費インテリジェンス寄付講座 共同代表・特任准教授。専門分野は人工知能、ウェブマイニング、ビッグデータ分析。研究活動のみならず社会的発言やリーダーシップに評価が高く、雑誌『AERA』「日本を突破する100人」(2014年12月29日・1月5日合併号)、雑誌『日経ビジネス』「次世代を創る100人」(2015年12月28日号)、日経BP社「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー2016」などに選出。人工知能学会から論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。2014年より人工知能学会倫理委員長。著書に『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(角川EPUB選書)など。

中島 秀之
1983年東京大学大学院工学系研究科情報工学専門課程修了。工学博士。工業技術院電子技術総合研究所(現・産業技術総合研究所)に入所、情報科学部長、産総研サイバーアシスト研究センター長などを歴任の後、2004年より公立はこだて未来大学学長、2008年より法人化に伴い理事長に就任。2016年3月任期満了にて退任の後、東京大学先端人工知能学教育寄付講座 特任教授を経て、2018年4月より札幌市立大学理事長・学長に就任。1980年代の第2次人工知能ブームの際に若手リーダーとして活躍、大学院在学中に『Prolog』(産業図書)を出版。日本の人工知能研究を牽引してきた第一人者。NEDO技術戦略研究センターフェロー(2016〜)、公立はこだて未来大学名誉学長(2016〜)ライドシェアシステムのベンチャー・株式会社未来シェア 取締役会長(2016〜)。著書に『知能の物語』(公立はこだて未来大学出版会/近代科学社)など。

松原 仁
1981年東京大学理学部情報科学科卒業。1986年同大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現・産業技術総合研究所)を経て、2000年より公立はこだて未来大学教授。2016年より同大学副理事長を併任。専門は人工知能、ゲーム情報学、ロボット工学。コンピュータ将棋やロボカップの日本の牽引者の一人。2012年よりAI小説家プロジェクト「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」の立ち上げリーダーを務める。2014〜2016年、第15代人工知能学会会長。2016年に大学発ベンチャー・株式会社未来シェアを立ち上げ、代表取締役社長に就任。著書に『鉄腕アトムは実現できるか?』(河出書房新社)、『わくわくロボット教室』(集英社)、『AIに心は宿るのか』(集英社インターナショナル新書)など多数。

特別講演会フライヤー

制作: 小林 真幸(entaq)
※画像はpdfファイルにリンクしています