博士前期課程1年の矢吹渓悟さんが人工知能学会研究会優秀賞を受賞

本学大学院メディアデザイン領域博士前期課程1年の矢吹渓悟さんと角薫教授の論文が,人工知能学会研究会優秀賞を受賞しました。 (2017年6月26日)

本論文は、定型発達者を対象とした自閉症者とのコミュニケーションについての学習支援に関する論文であり、人工知能学会誌「人工知能」 Vol.33 No.1 (2018年1月号) 特集「2016年度研究会優秀賞受賞論文紹介」に論文の概要が掲載される予定です。

受賞対象は下記の論文です。
【人工知能学会研究会優秀賞】
矢吹渓悟,角薫:「自閉症者との言外の意味を含む対話について学習するシリアスゲームの研究」,人工知能学会第2種研究会ことば工学研究会(第53回)資料, SIG-LSE-B601, pp25-43,人工知能学会(2017.2)

受賞理由:
本論文では,定型発達者を対象として自閉症者とのコミュニケーションについて学習するシリアスゲームを開発,提案している.具体的には,自閉症者が,会話中の言外の意昧をくみ取れないことや汎化が困難という問題に対して,自閉症者との会話における言外の意昧を含む発言の話し方を学習するシリアスゲームを提案している.このようなコミュニケーションは,人同士で行うことは経験のない人には大変難しいことで,ゲーム感覚で学習できるシステムは社会的にも重要である.今回は,人間が学習するツールとして提案されているが,例えば,自動対話などへの更なる可能性も秘めていると思われる.その意昧で,ことば工学の発展に有益であり,受賞に値すると考える.

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更新 2017/07/03