複雑系知能学科 平田圭二教授の新刊本『音楽・数学・言語-情報科学が拓く音楽の地平』

知能システムコース所属の平田圭二教授が、近代科学社より『音楽・数学・言語-情報科学が拓く音楽の地平』を刊行しました(2017年5月29日。北陸先端科学技術大学院大学の東条敏教授と共著)。

本書の紹介

音楽は我々の人生に副次的に存在するただのエンターテインメントではありません。
他のエンターテインメントと決定的に違うのは、音楽を認知する機能が脳に生得的に「内在」している点にあり、したがって音楽は実は、自然言語に比肩するほどの、人の知性を探求するための手がかりだったのです。
本書を執筆した動機の1つは、そんな音楽を鑑賞したり作曲したりするとき、人の知性は音楽の何を聴きとり、どう理解し、意味づけをし、何を意図し、どのように創作するのかという基本的な疑問の数々について考えるためです。
本書を執筆したもう1つの動機は、音楽理論、記号論、言語学、情報科学などの学際分野をフル動員し、未来大に世界的にも類を見ない本格的な音楽情報学あるいは音楽情報処理の教育研究拠点を築き、未来大らしいユニークな教育活動や研究プロジェクトを展開するためです。

そして、音楽好きな皆さまにも、是非本書を手に取っていただければと思っています。


もくじ紹介

1. 音楽の意味を計算する機械
2. 白鍵と黒鍵の数学
3. 言語から見た音楽
4. バークリーメソッド
5. 暗意-実現モデル
6. 楽曲の木構造解析
7. GTTMの展開
付録: 音楽学の基礎知識

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更新 2017/07/11