教員プロフィール

准教授
由良 文孝 Fumitaka Yura
所属学科複雑系知能学科
専門分野離散可積分系、セルオートマトン、量子情報理論
担当科目プログラミング演習、アルゴリズムとデータ構造、形式言語とオートマトン、セルオートマトン、情報機器概論、数値解析、複雑系科学演習(過去担当したもの含む)
最終学歴東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 博士課程修了
学位博士(工学)
着任時期2005/04

仕事の紹介

1) 可積分系を離散化、さらに超離散化することによって整数上での離散力学系が得られる。これらの系が持つ性質をコンピュータを併用しつつ、数理的な側面から解析・理解することを目指している。

2) 量子暗号などで用いられる量子状態の性質は未だよく分かっていないことが多い。その結果、暗号は完全に安全なのか?どれのくらい速く計算可能か?不明な点が多い。このような観点から、量 子状 態の性質を調べている。

学外向けホームページ(http://www.fun.ac.jp/~yura/)

最近の著書

由良文孝, "ソリトンセルオートマトンと量子コンピューティング", 京都大学数理解析研究所講究録1221「離散可積分系の研究の進展 --超離散化・量子化--」( 2001).
八森正泰, 由良文孝, "量子情報処理パラダイム トポロジーと量子計算", オペレーションズリサーチ47, 453(2002).
F. Yura and T. Tokihiro, "On a periodic soliton cellular automaton", J. Phys. A: Math. Gen. 35, 3787(2002).
由良文孝, 今井浩, "量子情報技術の現状と展望 -- EQIS'02の話題から", Computer Today 113, 4(2003), サイエンス社.
D. Yoshihara, F. Yura and T. Tokihiro, "Fundamental cycle of a periodic box-ball system", J. Phys. A: Math. Gen. 36, 99(2003).
F. Yura, "Entanglement Cost of Three-Level Antisymmetric States", J. Phys. A: Math. Gen. 36, L237(2003).
山田 崇, 丹羽 純平, 由良 文孝, 今井 浩, "因数分解量子アルゴリズムの全量子シミュレーション", 情報処理学会研究報告, アルゴリズム研究会(AL)報告 2003(53),17-24.
長谷川 淳, 丹羽 純平, 由良 文孝, 今井 浩, "量子和回路の効率化とシミュレーションによるデコヒーレンス耐性の解析", 情報処理学会研究報告, アルゴリズム研究会(AL)報告 2003(53),41-48.
K. Matsumoto and F. Yura, "Entanglement Cost of Antisymmetric States and Additivity of Capacity of Some Quantum Channel", J. Phys. A: Math. Gen. 37, L167(2004).
A. Nobe and F. Yura, "On reversibility of cellular automata with periodic boundary conditions", J. Phys. A: Math. Gen. 37, 5789(2004).
由良文孝, "量子数え上げにおけるデコヒーレンス", 数理科学 (2004年6月), サイエンス社.
J. Hasegawa and F. Yura, "Theoretical Analyses of Quantum Counting against Decoherence Errors", quant-ph/0503202.
由良文孝, "シーケンシャルセルオートマトンと可積分系", 京都大学数理解析研究所講究録 1473「ソリトン理論から可積分数理へ:"de nouvelles perspectives"」 (2006).
野邊 厚, 由良 文孝, "可逆エレメンタリーセルオートマトンの可積分性について", 京都大学数理解析研究所講究録 1541「可積分系数理の眺望」 (2007).
A. Nobe and F. Yura, "Linearizable cellular automata", J. Phys. A: Math. Theor. 40, 7159-7174 (2007).