教員プロフィール

教授
川口 聡 Satoshi Kawaguchi
所属学科複雑系知能学科
専門分野統計力学、非線形物理学、物性物理学
担当科目システム数学基礎、システム数学2,物理と情報処理1、その他
最終学歴東京大学大学院数理科学研究科
学位数理科学
経歴1998年、東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。九州大学応用物理学科ポスドク、理化学研究所基礎科学特別研究員を経て、2002年本学に赴任。
着任時期2002/04

研究内容

1) 非線形物理学: 反応拡散系方程式やその他の応用数学
2) 統計力学 : 連想記憶モデルとそれから派生したモデル
3) 物性物理学 : 量子ドット系とその他のナノスケールの物理

研究の魅力

・非線形物理学においては、予期しないような現象がおこることがある。そのメカニズムを探求することが一つの魅力だと思う。

・統計力学は幅広い領域を含むが、最近の連想記憶モデルの発展としては、情報科学への適応問題が盛んに行われている。一見、関連が無さそうでも、原理は同じことがあり面白い側面がある。

・量子ドット系などのナノスケールの物理は基礎科学としても工学としても重要なテーマだと思う。これらの研究の将来展望としては、電子デバイスへの応用がある。

実績

1) 非線形物理においては、主として反応拡散系を扱ってきた。特に、3変数系やグローバルフィードバックを持つ2変数系の解の性質を研究してきた。

2) 統計力学においては、いくつかの連想記憶モデルの定常解とそのダイナミクスを研究してきた。

3) 量子ドット系においては、近藤効果やアハラノフ-ボーム効果を1量子ドットや2量子ドット系において
研究してきた。

主な著作・論文

最近の論文
1)'Spin-Flip Effects on Current in a Quantum Dot with a Josephson junction System', by Satoshi Kawaguchi, Journal of Physical Society of Japan, Vol.81, No.3, pp.034707,2012

2) 'Dynamics of order parameters in oscillator associative memory models with scattered natural frequency under external noise', by Satoshi Kawaguchi, Journal of Physical Society of Japan, Vol.82, No.5, pp.054003, 2013

3) 'Propagating wave segment under global feedback', Satoshi Kawaguchi, European Physical Journal B, Vol.87, No.5, pp.108, 2014

学生へのメッセージ

興味あるテーマを見つけ、そのテーマについて自分で研究してください。