教員プロフィール

教授
白石 陽 Yoh Shiraishi
所属学科情報アーキテクチャ学科
専門分野データベース、センサネットワーク、地理情報システム
担当科目線形代数学II、プログラミング基礎、システム工学
最終学歴慶應義塾大学大学院理工学研究科
学位博士(工学)
着任時期2009/04

仕事の紹介

1. センサデータベース技術に関する研究

センサ技術や無線通信技術の発達により、様々なセンサやセンサネットワークを実環境に配置し、利用できる環境が整いつつあります。さらに最近では、人や車などの移動体にセンサを装着し、リ アルタイムの都市の状態を把握する研究(都市センシング)も行われています。また、マリンITや農業ITなどセンサ技術の新しい応用分野に関する研究も進められています。しかし、そ れらの大量のセンシング情報を効率的にデータベースに蓄積し、利活用するための技術は十分に発展していません。そこで、センサネットワークから時々刻々生成されるセンシングデータを効果的に収集、蓄積、検索、統 合するためのデータベース技術(センサデータベース技術)に関する研究を進めています。

都市センシング(モバイルセンシング)のためのデータベース技術
時空間データベース技術
ストリームデータベース技術
異種センサデータ統合技術
センサデータストリームの予測・マイニング技術
実世界応用(ナビゲーション、マリンIT、農業IT)を意識したデータベース技術

2. 空間情報技術のユビキタスコンピューティング応用に関する研究

携帯電話やGPSなどを用いて、人々は現在の位置を取得することができ、様々な位置情報サービスや地図サービスを利用できるようになりつつあります。ユビキタスコンピューティングにおいて、こ うした位置情報や地図データは基盤となる情報であり、「位置」に基づいて様々な情報を収集・整理・統合・視覚化するための技術(空間情報技術)が注目されています。

位置情報アプリケーションの開発
GPSなどの行動履歴データの活用
行動センシングデータの活用
都市センシングデータの視覚化
地理情報システム(GIS:Geographic Information Systems)の応用
海洋センシング情報の地図化・視覚化
歩行者ナビゲーションへの拡張現実感技術の適用

研究のキーワード

地図化、視覚化、都市センシング、時空間データベース、位置情報サービス

最近の著書

白石陽,菅原康太,高橋修,3 軸加速度センサとPWM制御振動モータを用いたユーザ動作と携帯電話接触物体の同時推定,情報処理学会論文誌,Vol.52,No.2,pp.571-584,2011.
Yoh Shiraishi, Ryo Miki and Osamu Takahashi, A Geocast-based Multicast Method for Continuous Information Delivery in MANET, 1st International Workshop on Streaming Media Delivery and Management Systems (SMDMS 2010), 2010.
Yoh Shiraishi, Kenji Arai, Yoshihiro Ito and Osamu Takahashi, "A Method for Sensor Data Prediction Based on Correlations among Multiple Data Streams," International Workshop on Ubiquitous Service Platforms (IWUSP 2010), 2010.
Yoh Shiraishi, Kouta Sugawara and Osamu Takahashi, Estimation of User Action and Mobile Phone Situation By Using Active Sensing, International Workshop on Informatics (IWIN) 2010, pp.116-122, 2010.
Yoh Shiraishi and Yoshito Tobe, OSOITE: Developing Database Architecture for Urban Sensing and Real-world Search,The 7th International Conference on ASIA GIS 2008, 2008.
戸辺義人, 山田剛一, 白石 陽, 高汐 一紀, 梅田 和昇, 田村 陽介, 「アーバンセンシング基盤に向けて」, 人工知能学会誌, 特集:「センシングネットワーク:目的指向編」, Vol.23, No.4, pp.474-479, 2008.
石井 那由他, 白石 陽, 石塚 宏紀, 戸辺 義人, 空間補間による異種解像度センサデータの統合手法, 情報処理学会論文誌:データベース, Vol.49, No.SIG7 (TOD37), pp.44-58, 2008.
浅見 泰司, 有川 正俊, 白石 陽, 相良 毅, 「健康危機管理のための空間ドキュメント管理システム」, 保健医療科学, 特集:地域診断・症候サーベイランスに向けた空間疫学の新展開, Vol.57, No.2, pp.137-145, 2008.
Yoh Shiraishi, Niwat Thepvilojanapong, Yosuke Tamura, Tatsuro Endo, Koichi Yamada, Nayuta Ishii, Hiroki Ishizuka, Keisuke Kanai, Yoshito Tobe, TomuDB: Multi-Resolution Queries in Heterogeneous Sensor Networks through Overlay Network, 5th ACM Conference on Embeded Networked Sensor Systems (ACM SenSys 2007), pp.419 - 420, 2007 (poster).
Yoh Shiraishi, Masatoshi Arikawa, Takeshi Sagara, Yasushi Asami, Spatial Document Management System for Ubiquitous Mapping, International Journal of Urban Sciences, Institute of Urban Sciences, Vol.10, No.2, pp.106-114, 2006.
白石 陽, 「センサネットワークのためのデータベース技術」,情報処理, Vol.47, No.4, pp.387-393, 2006.
シルビア ニッテル, グァン ジン, 白石 陽, センサネットワークにおけるネットワーク内空間推定(In-Networks Spatial Query Estimation in Sensor Networks),電子情報通信学会論文誌A Vol.J88-A, No.12, pp.1413-1421, 2005.
安藤 繁, 田村 陽介, 戸辺 義人, 南 正輝 編著, 「センサネットワーク技術 - ユビキタス情報環境の構築に向けて -」 (第4章センサデータ情報処理, 板生 知子, 白石 陽), 東京電機大学出版局, 2005.
白石 陽, 安西 祐一郎, センサデータの視覚化のためのインクリメンタルな空間集約手法, 情報処理学会論文誌:データベース, Vol.45, No.SIG7 (TOD 22), pp.63-76, 2004.
白石 陽, 安西 祐一郎, パーソナル空間情報システムのためのセンサデータマッピングフレームワーク, 電子情報通信学会論文誌, Vol.J87-A, No.1, pp.96-107, 2004.
白石 陽, 安西 祐一郎, 分散センサデータの閲覧のためのインクリメンタルなデータ提供方式, 情報処理学会論文誌「データベース」, Vol.44, No.SIG12 (TOD19), pp.123-138, 2003.