『はじめてのゲーム理論』正誤表

2012年初版

p.28, 下から3行目
(誤)プレーヤー2が戦略yを用い
(正)プレーヤー2が戦略yを用いる時

p.37, 6行目
(誤)上のの表がAさんの利得
(正)上のの表がAさんの利得

P.43, 最下段の図の説明
誤:(C,C)はX, YともにDからCに変えると
正:(C,C)はX, YともにCからDに変えると

p.116, 下から2行目
(誤)分割を公平であるといいます。
(正)分割を衡平(ねたみのない状態)であるといいます。

p.141, 表6-2のクォータの列の一番下にある合計が間違っています。
(誤)21.00
(正)22.00

p.189の量子囚人のジレンマの利得表ですが、「5」の箇所はすべて「4」で す。

p.189, 表7-2の下側の枠内のうち、真ん中の表
XがQを選択した場合のYの最適戦略はQですが、そのとき点線で丸をすべき利得「3」が、セル内の左側になっていますが右側が正しい(Yの利得は左側だから)

p.202 式(3)の右辺第2項
(誤)0・Psg + 3・Pss
(正)0・Psg + 4・Pss

p.204, 下から3行目
(誤)Aさんは独裁者である
(正)Aさんは独裁者である

p.208, 4行目
(誤)Qによる選択のあと、ピカードがこの状態HUに対して任意の混合戦略を用いると、
(正)Qによる選択のあと、ピカードがこの状態HUに対して任意の混合戦略Mを用いると (厳密にはMは量子ゲームでの戦略が持つべき数学的条件を満たしていませんが)

この最後の部分に関しては、横浜市立大学の藤井一幸先生より、Mはユニタリー行列になっていないというご指摘を受けています。出版社とも協議しましたが、この部分を修正するためには大幅に書き加えをしなければならないため、現在のところ、上記のように問題の指摘にとどめています。ただ、ピカードのどのような混合戦略に対しても、Qは勝利できるという議論自体は間違っていませんので、ご了承ください。


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