プロフィール
資格・免許
職歴
1992年4月
筑波大学付属盲学校高等部専攻科理療科 非常勤講師「心理学」
(1999年3月まで)
1998年4月
日本学術振興会特別研究員(2000年3月まで)
2000年4月
公立はこだて未来大学システム情報科学部
情報アーキテクチャ学科 着任
担当科目:知覚システム論, 認知心理学, 認知心理学演習, 認知システム特論Ⅱ ほか
2005年4月
公立はこだて未来大学システム情報科学部
情報アーキテクチャ学科 助教授
担当科目:知覚システム論, 認知科学, 認知心理学, 認知心理学演習, 認知システム特論Ⅱ ほか
2007年4月
公立はこだて未来大学システム情報科学部
情報アーキテクチャ学科 准教授
担当科目:知覚システム論, 認知科学, 認知心理学, 認知心理学演習, 現代デザイン論, 認知システム特論Ⅱ ほか
2017年4月
公立はこだて未来大学システム情報科学部
情報アーキテクチャ学科 教授
担当科目:知覚システム論, 認知科学, 認知心理学, 認知心理学演習, 現代デザイン論, 認知システム特論Ⅱ ほか(現在に至る)
所属学会
専門分野
主な研究領域
● 聴覚による環境認知と行為の制御
人は自分が意識している以上に、日常生活で音を利用しているはずです。
どういう音が手がかりになりやすいのか、どういう場面で知らず知らずのうちに音を利用しているのか、そして、どうすれば日常生活で音を利用できるようになるかを研究しています。
一言で「音」と言っても、人の声や音声として耳で聞こえる音(可聴音)から、振動としてしか感じられないような音(低周波音)、さらに、非常にピッチの高い音(超高音域、超音波)まで、様々な「音」があります。
私は、これら全てを生活で利用できるのではないかと考えており、振動音から超音波まで、幅広い「音」を扱っています。
● 多感覚相互作用
同じ媒質が振動している場合、その振動数が低くくても、触ることによって震えていることを感じることができます。
一方、振動数が高くなると、音として耳で感じることができます。例えば、ライブで音楽を聴くと、とても生々しく感じられ、わくわくしたり、演奏者と観客が一体になって盛り上がったりすることができます。それは、触角、聴覚、視覚など複数の感覚を同時に利用しているからではないでしょうか。
このように、日常生活では常に五感をフル活用して周囲と自己を知覚していますが、これを「多感覚相互作用」といい、研究しています。
その中でも特に、触覚を含めた身体全体の感覚(体性感覚)と聴覚の相互作用に焦点を当てて研究しています。
● 体性感覚を活用した身体拡張デバイスの開発
体性感覚と聴覚への興味から、研究者仲間と共に体性感覚を活用した身体拡張デバイスを開発しています。
研究成果は何に生かせるの?