気付きの分析をしてみると,改めて認識することや,普段意識する事なくやっていた行動などが見えて来ました.
ユーザーセンタードデザインではこういった気付きをより分析・考察をしていき,システムの提案に活かしていきます.
ここでは,システムの提案に関して着目した気付きと,それ以外の気付きに分けて紹介します.
着目した気付き

お客の「会話」からの気付き


・あと何が来てないのだろう.(学生)

 →お客が次の行動をしようとした際の発言

・これ頼んだっけ?(若い女性同士)

 →注文したものが運ばれて来た際の発言

・そろそろ次頼む?(学生)

 →卓上にある料理が少なくなり,次の注文の前の発言

・A「あとどのくらい来てないかな?」 B「わからない」 A「そろそろ次頼んでおく?」 (学生同士)

 →卓上にある料理が少なくなり,次の注文の前の発言

お客の「行動」からの気付き」

・前に注文したものと同じものを頼みそうになる(学生)

 →2回目の注文の際,1回目の注文でまだ届いていないものと同じものを頼んでいたの

  で,大将がお客に確認を取っていた

・大将にあと何が来ていないかを聞く(学生)

 →大将にあと何が来ていないかを確認したあと,一緒に来たお客と相談し,店員に会計

  をお願いしていた

着目した気付きのまとめ

着目した気付きをまとめると以下の2点になりました.
・注文を覚えていない場合が多かった
・次の行動(注文や会計)にいくのを迷う場面があった


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