研究交流会「体験強化のためのウェアラブルコンピュータ」
日時:2011年8月12日(金) 13:30〜18:00(その後懇親会を予定)
場所:公立はこだて未来大学(北海道函館市亀田中野町116) 3階 大講義室
アクセス情報
参加費:無料(懇親会は有料)
テーマ:体験強化のためのウェアラブルコンピュータ
ウェアラブルコンピュータは、いつでもどこでも我々の日常の体験や活動を
情報強化するための手段として期待されています。本研究交流会では、ウェ
アラブルコンピュータ、ユビキタスコンピュータ、ヒューマンコンピュータ
インタラクションなどの広い分野で活躍されている暦本純一氏と寺田努氏に
よる講演に加え、戸田真志氏、長崎健氏のグループによるデモ見学ツアーを
開催します。
スケジュール(仮):
- 13:30〜14:00 オープニング+NPO活動近況紹介
- 14:00〜15:00 講演1:寺田努(神戸大学)
- 「ウェアラブル情報提示のためのインタフェース技術」
- 15:00〜15:15 休憩
- 15:15〜16:15 講演2:暦本純一(東京大学)
- 「From Augmented Reality to Augmented Human」
- 16:15〜16:45 デモツアーの紹介:戸田真志、長崎健(はこだて未来大)
- 16:45〜18:00 デモ見学
- 未来大内の関連プロジェクトを見学頂きます
講演1:寺田努(神戸大学・准教授)
「ウェアラブル情報提示のためのインタフェース技術」
ウェアラブルコンピューティング環境では,いつでもどこでも情報の閲覧また
は情報の入力が生じる.本講演では,ウェアラブル環境における人間特性の計
測実験(たとえば状況に応じたヘッドマウントディスプレイ注視状況や状況に
応じた音声知覚割合など)やフィールドワークについて述べたあと,それらの
情報を活用した情報提示フレームワークについて説明する.
講演2:暦本純一(東京大学・教授)
「From Augmented Reality to Augmented Human」
ヒューマンコンピュータインタラクションの未来形として、広い意味で人間の
能力を拡張する諸研究について議論する。講演者が最近行なっている研究から、
視線認識機能をもつウェアラブルコンピューティング、人間と動物のインタラ
クション、対外離脱視点による人間の視覚の拡張、電気刺激による手指の制御、
表情認識アプライアンスによる感情の向上などの研究事例について紹介し、今
後の方向性について議論したい。
last update August 2nd, 2011