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医療のための環境再構築プロジェクト


医療のための環境再構築プロジェクトは,在宅医療患者及び入院患者とその家族,そして医療スタッフとのコミュニケーションを支援する新しい情報システムの提案しました. システムとして,在宅医療支援システム『Fa-ME・HoMeCa』と通院と診察のサポートシステム『BusChe・TouchBARN・Clippy』を実装しました.これらにより,従来の医療空間を患者の家にまで拡張する事ができます.

医療のための環境再構築プロジェクト
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プロジェクト開始にあたり,患者の視点に立つサブテーマの選定を行い,「病院内におけるコミュニケーション」と「在宅医療の現場」の2つをサブテーマとして研究を進めることとしました.フィールドワークとして,函館市内の3つの大規模病院を訪問し,ヒアリング調査や,実際の病院で用いられている情報機器の使用実態の調査を行いました.中間発表では,薬物服用状況の記録や待ち時間表示などのプロトタイプを作成しました.そして,これらのプロトタイプを再度ブラッシュアップして,問題を解決するための5つのシステムを作成した.これらの成果物は,病院関係者に評価して頂き,医療現場に必要であるとの意見を得る事ができました.今回のデザインアプローチの特色は,情報機器の設計が未経験で,しかも医療現場の知識がほとんど無いメンバーでありながら,多様性のある解決策を数多くプロトタイプにまで繋げることができたことです.

参加型デザイン,イノベーションデザイン,地域医療


横窪安奈,洞田紗希,工藤優紀,林佑美,笹谷和希,藤本義治,清水勇貴,荒関洋平,石川圭佑,武藤悠助,川崎喬也,大屋祥,谷田和則,佐藤友哉,尾崎昂

美馬 義亮,南部 美砂子,姜 南圭,岩田 州夫 (アドバイザ)