ここでは、展示会で研究内容をプレゼンテーションする発表者とその発表内容について説明します。
この展示会では、研究内容に沿ってグループが別れています。そのグループに関する説明と、個人の研究内容についての説明を記載します。
このグループは、人の行動に注目し、そのメカニズムを解明するための研究を行っています。例えば単独行動のイメージ、行動、心理特性を調査したり、パーソナルスペースの感じ方がどのように変化しているのか等の研究を行っています。普段皆さんが当たり前のようにする"行動"。その行動の要因とは?より良い行動のために必要なものは?私たちの研究が皆さんの行動をより幸せなものとしますように。
このグループは、人が生活上で感じる不安や不満の解消を支援するための提案を例えば視覚障害者の方のための提案を行っています。街歩きサポートといったものから、被服行動における意思決定支援まで、人の行動支援について幅広く研究をしています。私たちの研究が皆さんが普段感じている不安や不満の解消の手助けになりますように。
このグループは、「人と人」あるいは「人とペット」を対象とした、コミュニケーション(交流)支援に関する研究を行っています。例えば遠く離れていても、直接会うのと同じくらい豊かなコミュニケーションを取ることが出来ないか―、ペットの気持ちが少しでも分からないだろうか―、それぞれにそういった、コミュニケーションをより豊かにしたいという思いが込められています。
未来大学は函館・道南のみなさんのおかげでできた大学です。
私たちの研究はお世話になった市民の皆さんの生活に直接関わる研究です。
函館の景観をもっとよくしていくために、主産業である観光をもっと盛り上げるために、函館で長く活動しているグループのお役に立つために・・・市民のみなさん・函館に来てくれるみなさんのこと を考えながら研究してきました。
ぜひ私たちの研究を通して、みなさんも函館について考えてみませんか?
このグループはLED(発光ダイオード)を使用し、光を見て楽しむことのできる作品を制作しました。制作した作品として、LED砂時計、光に触ると音が鳴る作品、ぶつかると光る球があります。すべてLEDを使用した作品ですが、それぞれまったく異なり特徴のある作品となっています。これらの作品に気にせず触れて楽しんでいってください。
私たちのグループは、見たり触ったりして楽しむことのできるおもちゃのようなものを制作しています。ベイブレードから火花が出たり、物に命が宿ったり、タンバリンで音階を奏でられたりなどの不思議な体験が出来ます。この文章を読んで少しでも興味が湧いた方はぜひ立ち寄って遊んで行ってください!
私の研究テーマは、音楽と感情です。 映画のBGMとなる音楽のテンポを変えることで、未完結部分の物語の想像と、 色の適合度の印象に影響を与えると仮説を立て、実験・研究をしました。
人には他者に近づかれたくない距離というパーソナルスペースを持っています。本研究ではこのパーソナルスペースの感じ方が、「対象への注意の差」によってどのように変化しているかを研究していきます。
単独行動と聞いてあなたはどのようなイメージを持ちますか?寂しい?自立?あるいは優雅な?この研究では単独行動のイメージ、行動、心理特性を調査し、そのメカニズムを解明することを目的としています。
視覚障がい者は歩行する際様々な困難が伴います。本研究では目的地までのルートを記憶することをサポートし、想定できる障害物を知らせることで視覚障がい者の歩行を支援するナビシステムを提案します。
近年の高齢化と核家族化の進展により、1人暮らしの高齢者の割合が増加しています。本研究は、1人暮らしの高齢者が感じる不安や心細さを軽減させることを目指したシステムの提案とその評価を行います。
情報の電子化により、必要とする情報を引き出すのに時間がかかるという結果になりました。 そこで本研究では、使用者の習慣や法則など実生活に着目した仮想空間デスクトップ環境の再構築を行います。
若者を対象とした被服行動における意志決定を支援するシステムを構築することを目的としました。本システムは、その日の気分及び感情に合わせて被服選択ができるシステムです。
私の研究テーマは『ペットと人のコミュニケーション支援』です。今回はその基礎研究として、人の鼓動とそれに基づいた心の状態を可視化する、人と人のコミュニケーションを支援するツールを開発しました。
Talk-Cueは高機能自閉症児と保護者のコミュニケーションツールです。Talk-Cueは口頭では表現できない出来事や感情を絵で表現する事ができ、今までよりも充実したコミュニケーションができます。
『Koto-Reflector』は、メールやTwitterなどのテキストによるコミュニケーションを支援するコミュニケーションツールです。言語情報から感情的意味を抽出し、可視化します。
本研究では、展示空間において複数の鑑賞者同士がお互いの知識や経験を伝達しあい、展示物に対して新たな解釈をつくりだすことを目的としたインタラクティブシステムへの要求とそのメカニズムを提案します。
グループのメンバーが一緒になって過去の活動記録写真をみることで、今までの活動を振り返ったり、他のメンバーがどのような活動・考えを持っているかを知り合うことをお助けする研究です。
観光地における飲食店の「入りやすさ」を可視化して、観光情報システムに応用します。そして、観光地での飲食店の選択を、状況やシチュエーションに合わせて行えるよう、支援することを試みます。
現在函館西部地区の街並みは、建築物同士の調和が図れていないため、一貫性を失いつつあります。そこで建築物同士の調和を図り、より函館らしい街並みにするため、街並みガイドラインを制作しました。
地元視点を反映させた函館観光システムの構築を目的とし行った研究です。函館の楽しみ方を魅力を体感する代表的なプランと地元視点から楽しむプランの2つに分けて分析・整理しシステム構築を行いました。
L-orbは人間が触った時や、球体同士がぶつかった時の衝撃を検知してLEDが発光する小型の球体です。ぜひ、会場に来た際はL-orbを触って光と球体の動きと反応を楽しんで下さい。
acTinia(アクティニア)は,光に触ると音が鳴り光の色が変わる作品です。音は光の束ごとに音階に分かれていてメロディを演奏することも出来ます。実際に触って楽しんでもらえたら嬉しく思います。
格子状にLEDが配置されたマトリクスLEDというもの使用して「LED砂時計」を制作しました。実際の砂時計と同じようにひっくり返し、砂山が形成されていく様子をお楽しみください。
現実と電子情報の合成表現、拡張現実感。拡張現実飼育箱は、入れた物体がまるで生きているかのように動き出す。そんな飼育箱です。人形や携帯電話など、身の回りのものを入れてみてください。
私は楽器未経験者でも直感的な操作で様々な音を奏でることの出来る楽器「Juke Tambourine(ジュークタンバリン)」を制作しました。卒展にいらした際はぜひ叩いて遊んでいってください!
ベイブレードをより面白くするシステムを制作しました。このシステムを用いればベイブレードに様々な演出をつけることが出来ます。従来とは一味違うベイブレードをご覧頂ければ幸いです。