それぞれのインストールが終了したら、実際に動くか試してみましょう。μCubeにサンプルプログラムを書き込み、正しく動作すれば、一番下の基板にある2つののLEDが赤と緑に交互に点滅するはずです。

  1. サンプルプログラムをダウンロード
  2. サンプルプログラム(firm.lzh)をダウンロードして、適当な場所に解凍してください。フォルダの中には[exefile.mot]があります。


  3. 書き込み準備
  4. ここからちょっと長くなりますが、大切なところなので丁寧にやりましょう。

    2-1.μCubeの電源を切ってください。USBケーブルで給電している方はディップスイッチの1番をOFFにして、USBケーブルを抜いてください。

    2-2.ディップスイッチを1:ON 2:OFF 3:OFF 4:OFFにしてください。



    2-3.PCとμCubeをUSBケーブルで接続してください。

    2-4.書き込みツール(FDT.EXE)を起動させてください。


    2-5.起動するとダイアログメッセージが表示されます。
    "This is unsuport version of the FDT ECX. a suported is also available from Renesas."
    これは無償評価版を使っているためのメッセージですので、気にせず「OK」。



    2-6.新しいワークスペースを作るウインドウが表示されます。
    WorkSpaceNameに「3069」を入力してください。



    2-7.インストールを進め、μCubeのポートか聞かれたときは先ほどのデバイスマネージャで確認したポート番号を選択してください。



  5. 書き込み
  6. 3-1.μCubeのの電源を切ってください。

    3-2.ディップスイッチを1:ON 2:ON 3:ON 4:OFFにしてください。



    3-3.PCとμCubeをUSBケーブルで接続してください。

    3-4.書き込みツールが起動したら[Tools]から[Simple Interface]を選択してください。



    3-5.[Download File]を選択して、先ほど解凍した[exefile.mot]を選んでください。選択したら[Program Flash]をクリック。



    3-6.すべての処理が終わったら[Disconnect]をクリック。



    3-7.USBケーブルを抜き、ディップスイッチ 1:OFF 2:OFF 3:OFF 4:OFFにしてください。



    3-8.USBケーブルを接続し、電源を入れ(ディップスイッチ 1:ON 2:OFF 3:OFF 4:OFF)一番下の基板のLEDが赤・緑と交互点滅したらOK。




    以上でプログラムの書き込みテストは終わりです。