「知覚する」とはどういうことなのか.私達が知覚に対して持っているイメージだけでは不十分だったので,認知心理の側面から知覚に関する勉強会を行った.「ダイナミック・タッチ」「卵割り」の実験から「知覚の奥深さ,おもしろさ,不思議」を実感した.また,この勉強会を通して「知覚は行為のために,行為は知覚のために」ということをことを学ぶことが出来た.
実験1:ダイナミック・タッチ
実験2:卵割り
方法
仕切り越しに14種類の棒を振り,印のついた紐を引っぱって棒の長さを答える.
方法
被験者は普段と同じように卵を割り,実験者がその様子(行動)を観察する.
結果
被験者が感じた棒の長さは実際の棒の長さとほぼ一致していた.人は目だけで長さを知覚しているのではなく,棒を振るという行為(棒のモーメントを知覚する行為)からも長さを知覚しているということを知ることが出来た.
結果
卵を割る際にはまず1回目に卵を軽く机にぶつけ,その卵の固さを知ることで自分の「基準」となるものをつくり,2回目以降の衝撃で基準を参考に卵割りを達成させることを知ることが出来た.
Research Products
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Technical Learning
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Perception Experiment
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Group Work
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