FUTURE-ZINE: A Futures-Oriented Virtual ‘Magazine’
本プロジェクトの目的は,北海道を「世界一未来志向な地域」にすることです.そこで私たちは大きく二つの課題を設定しました.一つ目は北海道の未来に焦点を当てた,新しいスタイルの雑誌の創刊です.二つ目は未来に焦点を当てた,メディアを創作することです.これらを結びつけ,統合させるプラットフォームとして,ユーザが未来を創造できる仮想空間のプロトタイプを制作しました.
まず北海道の未来に焦点を当てて,どのような未来が考えられるかを中心に話合いをしました.同時に7月までは未来学の基礎知識や企画・映像制作のワークショップを行いながら,基盤となる知識を習得しました.学んだ知識をもとに,メンバーの趣味や興味から北海道の未来を創造し,9月からは実際に各メディアの制作に移りました.メディアは動画やコラム,ゲームなどに分かれ,それぞれでスケジュールを設定し,それに従い制作に取り組みました.同時進行で,プラットフォームとなる仮想空間の製作も行いました.仮想空間はVizardと呼ばれる仮想空間環境ソフトを用いて制作しました.12月の発表会に向けて,各メディアを実際にプラットフォームにアップロードしたプロトタイプの稼動を目標として取り組み,発表会ではデモンストレーションを行いました.
北海道,未来志向,仮想空間,シミュレーション
横井昌史,堺 未来,木下佳奈,畠山亮太,千葉康貴,落合知香,柳原卓真,吉田直弘,遠藤みか,高橋圭佑
David Lindsay Wright,Michael Vallance