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公立はこだて未来大学

1.1 プロジェクト学習とは

1.1.1 プロジェクト学習の目的

  • プロジェクト遂行に必要となるルールを学習する.
  • プロジェクト遂行に必要となる技術を学習する.
  • プロジェクトを自主的に管理・運営する方法を学習する.
  • 通常の講義とは異なる多様な学習機会を,履修者に提供する.
  • 成果を内外に公表し,大学および地域社会に貢献する.

1.1.2 プロジェクト学習のルール

大学のカリキュラムの範囲内で,プロジェクト学習に最大の自由度を保証し,かつ最大の効果を得るために,以下に関するルールを設定する.ルールを遵守できない学生には単位の取得を認めない.

1.1.3 プロジェクト遂行のための技術

履修者は,プロジェクト遂行のために必要な以下の技術を学習する.
  • 問題発見
    • 解決すべき問題を発見する.
  • 共同作業
    • 複数のメンバーで1つの問題を解決する.
  • 問題解決
    • 問題解決に必要となる専門知識を身に付ける.
    • 実践として新たな理論、システム、作品などを制作する.
  • 報告(発表,文書)
    • 第三者に伝えるために,報告書を作成し,発表を行う.

1.1.4 プロジェクトの自主的な管理・運営

プロジェクトを学生が自主的に管理・運営するために,以下のシステムを導入する
  • 出欠の管理
    • 学生が相互に出席をチェックすることにより,自主的に出欠管理を行う.
  • 成績評価

1.1.5 プロジェクトが満たすべき要件

通常の講義とは異なる多様な教育機会を履修者に提供するために,実施されるプロジェクトは,以下の要件を満たさなくてはならない.
  • 学生が主体的に取り組める形態とする.
  • プロジェクトの遂行に必要な技術を学習できる.
  • 本学の講義内容を少なくとも一つ用いる.
  • 異分野の教員の交流により、教育技術などの向上を目指す.
  • 地域社会に根差した活動も視野に入れる.
  • 解決すべき課題,成果,および最終目標が明確である.

1.1.6 成果の公表

成果を内外に公表することにより,大学および地域社会に貢献する.
  • 学外に公開の発表会を行う.
  • 報告書と発表会のポスターをホームページから,学内外に公開する

1.1.7 プロジェクト学習の評価

プロジェクト学習を改善するために,以下の作業を行う.
  • プロジェクト学習終了時に学生に対してアンケートを行う.
  • アンケート結果に基づき,各プロジェクトおよびプロジェクト学習全体の評価を行う.
  • アンケート結果を基に,プロジェクトの内容およびプロジェクト学習のシステムを改善する.

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