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インタラクティブ広告システムの改良試作と評価


本プロジェクトは,将来的に普及が予想されるインタラクティブ性を伴った広告媒体を試作しました. 昨年のプロジェクトを引き継ぎそこで残された課題や問題点を改善しより良いインタラクティブ広 告システムを制作して評価をしました.

インタラクティブ広告システムの改良試作と評価
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前期は広告の現状調査を行い,私達が制作する新しいインタラクティブ広告システムはユーザーの興味を引きつけ,かつ直感的に行動を促すアプローチがあるものにしなければならない,また,年齢や知識の有無に関係なく誰もが操作できるインタラクティブ広告システムにするべきであるという考えに至りました.中間発表ではタッチパネル用に制作した8つのうち3つを交代で載せ,触ってもらいました.この時,後期の活動の参考にするために,プロトタイプを操作または見た人を対象にアンケートを実施しました.後期の初めの9月15日から17日の期間に渡り,大沼にあるホテル「グリーンピア大沼」に拠点を移して活動しました.3日間に渡りディスカッションを行った結果,めくる動作を直観的操作として取り入れたアイデアに決定し,システム名を「MEKURU」とし,最終発表に向けて制作を行いました.制作は,メインのシステムとセンサ班と広告班が作成した成果物の連結作業を行うシステム班, センサ部分のプログラムやオブジェクトの制作を行うセンサ班,企業から掲載許可もらった素材から広告の制作を行う広告班の3グループに分かれ,作業を進めました. そして制作した広告システム「MEKURU」を,五稜郭タワー1F アトリウムにて11 月22 日(土)から24 日(月)の三日間に渡っての試作展示を行いました.五稜郭タワ ーを訪れた観光客を対象にビデオ撮影とアンケートを行ったところ,3 日間の合計で34%の人が広告を見て,実際に操作した人は全体の1%であることがわかりました.展示後,目標より低くなってしまったのかについて原因を考察し,システムの問題点と今後改善すべき点を洗い出しました.

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高野 大,家元 真司,石丸 敬祐,甲谷 勇二郎,坂本 翔,菅原 雅仁,照井 佑弥,新家 亮太,水野 洋平,山内 卓朗,大和谷 亮,山崎 将平

山本 敏雄,美馬 義亮