ユーザー評価は以下のように行いました.
評価実験での被験者ユーザーは10名(学生5人の2グループ)で,5人はやきとり大勝に近い大学Hの学生,もう5人はやきとり大勝から離れている大学Mの学生でした.
実施要項
1.目的 被験者がプロトタイプを使って,次の行動に移るタイミングをつかむ事が出来るかを検証する.
2.実験者 一回の実験に対し,1名が被験者と同じテーブルに入って教示をしながら行動観察を行う.また,別席から2名が記録用の撮影と行動観察,タイムキーパーを行う.
3.被験者 やきとり大勝に近い大学Hの学生5名(男:2名,女:3名)をグループA,やきとり大勝から離れている大学Mの学生5名(男:5名)をグループBとして協力してもらった
4.方法 BOX席の卓上にタブレットPCを置き,プロトタイプのFlashを表示した.
被験者には行動観察をするということのみを伝え,タイミングがつかめているかどうかを観察していることは伝えなかった.
実験者は注文が行われる度に注文された串の総数をリモコンで入力し,串が串入れに入れられるたびに,被験者から見えないようにリモコンを操作しシステムのゲージを減らした.
2回目の追加注文が終わった時点で行動観察を終了とし,アンケートに記入してもらった後,プロトタイプの説明した.またインタビュー調査でいくつかの質問をし,フィードバックを得た.
5.教示 実験を行うにあたり,以下の教示を行った
・今回の評価実験はタブレットPCで行いますが,実際には串入れにディスプレイがついているものと考えてください.
・ゲージは串物が注文されるとMAXの状態に変わります.食べ終わった串を串入れに入れる度にゲージが減っていきます.ゲージがなくなり,初期状態になった時は,注文した串物がすべて食べ終わった時です.
・ゲージが途中の段階で追加注文した場合,まだ来ていない串物の本数と合わせてMAXで表示されます

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