OPEN SPACE,
OPEN MIND

本質をしっかり理解する この姿勢が身についたことも研究活動の成果

NAME

在学生

H・Sさん

PROFILE

所属: システム情報科学研究科、 複雑系情報科学領域

出身高校:旭川東高等学校卒(北海道)

大学院で取り組んでいる研究について教えてください。

Proneural Waveに関する数式(数理モデル)

人の脳と類似した構造を有するショウジョウバエの脳は、脳の構造や神経の形成過程を調べるモデルとして実験に用いられています。ショウジョウバエの脳の形成過程で、神経幹細胞が上皮細胞から分化する際に、まるで波のように伝接する現象は「Proneural Wave(分化の波)」と呼ばれます。細胞増殖が頻繁に起きる部分で、この波が不安定化して遅れる現象が確認されていますが、その原因はまだ分かっていません。私はProneural Waveに関する数式(数理モデル)をコンピュータ上で解き、その現象を再現することでその謎に迫ろうと考えています。シンプルに細胞の増殖を記述したモデルなので、他の生物学の城への無用など汎用性の高さも魅力で、この研究は近々出版する予定になっています。学部と大学で最も違うのは研究対象への向き合い方です。学部では表面的な理解でも許されましたが、大学院ではその本質をしっかり理解しないとも研究も進みません。その姿勢が身についたことも大学院での研究活動での成果です。