「誰かのための営み」を どうすれば持続的で意味のある形にできるのか
在学生
PROFILE
所属: システム情報科学研究科、 メディアデザイン領域
出身高校:はこだて工業高等専門学校卒(北海道)
社会的・文化的意義を持つ施設における日常の営みや関係性に基づくデザイン活動
日常の中で自然に生まれる「誰かのための営み」を、どうすれば持続的で意味のある形にできるのか。その手がかりを探るために大学で研究と実践を重ねています。具体的には、函館市内にあるミニシアターのスタッフとして活動しながら、映画やイベントのポスターやチラシをデザインしています。今から30年ほど前に市民の出資で開館した函館市民映画館で、上映のほかに、函館出身作家の小説を原作とする5本の映画をプロデュースしており、映画関係者のトークショーなども開催しています。私は研究対象となるこのミニシアターに日常的に関わりながら、その営みを丁寧に観察し、記述し、理解していくという研究スタイルをとっています。大学院への進学は、研究に必要な時間や環境の確保に加え、人との関係の中で研究を進めるための柔敬さと価額を得られたという点でも大きな意義がありました。この取り組みの学術的な意義を丁寧に言語化し、発表を重ねることで研究としての存在意義を確立させたいと考えています。

