統計表から函館への理解を深めることで まちが活性化する一助になれば
在学生
PROFILE
所属: 情報アーキテクチャ学科、 情報システムコース
出身高校:函館中部高等学校卒(北海道)
地方史統計資料に対する人々の発見や疑問に基づくナラティブの創出
全国の地方自治体でその市町村の統計資料を発行しています。函館市には、明治元年から昭和55年までの統計表をまとめた『函館市史:統計史料』がありますが、読んだことがある市民は少ないでしょう。単なる数字の列のような統計表ですが、読み込むと函館に関する新たな発見があります。
例えば職業表を見ると、その町に多い職業からどんな地域だったかが推察できますし、今では存在しない職業が何年頃まであったのかもわかります。より多くの市民に、知的好奇心を刺激するこの体験を味わってもらいたいと考え、ナラティブ(語り、物語)の活用を試みたのが私の研究です。調査やワークショップを通して、統計表から生じた疑問や推測から創出したナラティブをナレーションとして開けるシステムを開発しました。今回の研究では、その「Hakodate.Stats Narrative」というシステムで、ナレーションの生成と録音までを行いました。市民が統計表から函館への理解を深めることで、まちが活性化する一助になればと考えています。

