1 修業年限および在学年限
本学の修業年限(卒業・修了の要件とする在学年数)および在学年限(在学できる年数の上限)は、次のとおりです。
区 分 | 修業年限 | 在学年限 |
---|---|---|
学部 | 4年 | 8年 |
大学院博士(前期)課程 | 2年 | 4年 |
大学院博士(後期)課程 | 3年 | 6年 |
注1 休学期間は、在学期間に算入しません。
2 大学院については大学院学則も参照してください。
2 進級
第2学年への進級および第4学年への進級の要件は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める条件のいずれにも該当することとする。
ア 第2学年への進級
(ア) 本学に1年以上在籍していること。
(イ) 第1学年で履修すべき必修科目について、単位が未修得である必修科目が3科目以内であること。
イ 第4学年への進級
(ア) 本学に3年以上在籍していること。
(イ) システム情報科学実習の単位を修得していること。
(ウ) 卒業に必要な単位数の4分の3以上の単位を修得していること。(98以上の単位を修得しても条件を満たさない場合がありますので、履修規程別表の卒業に必要な単位数を十分に確認してください。教養科目の単位を所定の単位数より多く修得している場合など卒業に必要のない単位は算入されません。)
※ 注意事項
平成25年度以降入学者は、第1学年から第3学年までの必修単位をすべて修得していなければ、第4学年であっても卒業研究を履修することが出来ません。この場合、当該年度に卒業することが出来ませんので、必修単位の修得に努めてください。
3 単位制度
本学では、各授業科目ごとに単位数を定め、一定の単位取得をもって卒業・修了の要件としています。
原則として、各授業科目の単位は、セメスターごとに認定されます。
ただし、学部の科目の「余暇と健康Ⅱ」、「システム情報科学実習」および「卒業研究」は1年間の通年科目、また大学院の科目の「システム情報科学研究」は2年間、「特別ゼミナール」および「システム情報科学特別研究」は3年間の通年科目となります。
4 セメスター制
本学の授業は、セメスター制を採用しています。
セメスター制とは、1学年を前期と後期の2学期に区分し、各々15週で集中的に学修を行い、単位認定を完結させる制度です。
前期 4月1日から9月30日まで
後期 10月1日から翌年3月31日まで
注)今年度は、特例により後期の授業を9月23日(水)から開始します。
5 授業科目区分
(1) 授業科目の体系(学部)
(2) 必修、選択科目の別
ア 必修科目 必ず履修しなければならない科目
イ 選択科目 自由選択によって履修できるが、その中から卒業に必要な所定の単位を取得しなければならない科目
6 履修要件
本学に入学した学生が所要の単位を取得して卒業するためには、学則や履修規程等にしたがって学修しなければなりません。
履修の方法等を誤るとその後の履修に支障を来たしますので、学則、履修規程、授業時間割、およびシラバス(講義要項)等を熟読して履修計画を立ててください。
(1) 標準配当年次
本学では、履修すべき標準的な年次が指定されていますので、配当された年次に履修し単位を取得するように努めてください。
(2) コース配属
コース配属は、2年次(高度ICTコースについては、3年次)に行います。
詳しくは、コース配属規程を参照してください。
(3) 卒業研究の履修(平成25年度以降入学者)
卒業研究を履修するためには、第1学年から第3学年までの必修単位をすべて修得していなければなりません。
(4) 他学科の授業科目の履修
学生は担当教員の承認を得て、他学科の授業科目を30単位を超えない範囲で履修することができます。
履修して認定された単位については、10単位まで卒業に必要な単位に含めることができます。
なお、他学科の履修者数が多数の場合は、履修を制限することがあります。
※ 注意事項
必修科目の単位を落とし再履修する場合、他の必修科目と時間割が重なり、必修科目を履修できない可能性があります。その場合、4年間で卒業することができなくなるため、必修科目の単位は落とさないように努力してください。
また、4年次では就職活動などで講義に出ることができない可能性があるほか、卒業研究に相当な時間をかけて取り組む必要があります。3年次までに開講されている卒業に必要な単位はできるだけ3年次までに修得しておいてください。
7 卒業・修了要件
(1) 学部
本学を卒業するためには、4年以上在学し、かつ次表に定める130単位以上を取得することが必要です。
区分 | 区分 | 必修科目 | 選択科目 | 計 |
教養科目群 | 教養基礎科目群 | 2単位 | 22単位以上 | 24単位以上 |
コミュニケーション科目群 | 12単位 | - | 12単位 | |
専門科目群 | 学部共通科目群 | 40単位 | 28単位以上 | 94単位以上 |
学科専門科目群 | 10単位 | 28単位以上 | 94単位以上 | |
コース専門科目群 | 16単位 | 28単位以上 | 94単位以上 | |
合計 | 80単位 | 50単位以上 | 130単位以上 |
区分 | 区分 | 必修科目 | 選択科目 | 計 |
教養科目群 | 教養基礎科目群 | 2単位 | 22単位以上 | 24単位以上 |
コミュニケーション科目群 | 12単位 | - | 12単位 | |
専門科目群 | 学部共通科目群 | 40単位 | 13単位以上 | 94単位以上 |
学科専門科目群 | 14単位 | 13単位以上 | 94単位以上 | |
コース専門科目群 | 27単位 | 13単位以上 | 94単位以上 | |
合計 | 95単位 | 35単位以上 | 130単位以上 |
区分 | 区分 | 必修科目 | 選択科目 | 計 |
教養科目群 | 教養基礎科目群 | 2単位 | 22単位以上 | 24単位以上 |
コミュニケーション科目群 | 12単位 | - | 12単位 | |
専門科目群 | 学部共通科目群 | 40単位 | 22単位以上 | 94単位以上 |
学科専門科目群 | 10単位 | 22単位以上 | 94単位以上 | |
コース専門科目群 | 22単位 | 22単位以上 | 94単位以上 | |
合計 | 86単位 | 44単位以上 | 130単位以上 |
区分 | 区分 | 必修科目 | 選択科目 | 計 |
教養科目群 | 教養基礎科目群 | 2単位 | 22単位以上 | 24単位以上 |
コミュニケーション科目群 | 12単位 | - | 12単位 | |
専門科目群 | 学部共通科目群 | 40単位 | 34単位以上 | 94単位以上 |
学科専門科目群 | 4単位 | 34単位以上 | 94単位以上 | |
コース専門科目群 | 16単位 | 34単位以上 | 94単位以上 | |
合計 | 74単位 | 56単位以上 | 130単位以上 |
区分 | 区分 | 必修科目 | 選択科目 | 計 |
教養科目群 | 教養基礎科目群 | 2単位 | 22単位以上 | 24単位以上 |
コミュニケーション科目群 | 12単位 | - | 12単位 | |
専門科目群 | 学部共通科目群 | 40単位 | 26単位以上 | 94単位以上 |
学科専門科目群 | 4単位 | 26単位以上 | 94単位以上 | |
コース専門科目群 | 24単位 | 26単位以上 | 94単位以上 | |
合計 | 82単位 | 48単位以上 | 130単位以上 |
(2) 大学院
大学院履修規程を参照してください。
大学院履修規程は学内専用サイトHOPEに掲載しています。
8 履修手続
履修手続は、単位を取得するための必須の手続です。これを怠ったり、誤ったりすると、単位を取得することができなくなりますので、慎重に手続を行ってください。
(1) 履修上の注意事項
ア 履修の禁止
次のような授業科目は、原則履修することができないので、注意してください。
(ア) 登録していない授業科目
(イ) 既に単位を取得した授業科目
(ウ) 授業時間が重複した授業科目
(エ) 在学年次より上級年次に配置されている授業科目
(2) 履修科目の登録の上限(学部)
ア 平成29年度以降入学者
各学期の履修登録単位数の上限は24単位です。一学期に24単位を超えて履修することはできません。
ただし、直前の学期GPA値が2.5以上の者については、当該学期の履修登録単位数の上限は30単位となります。
なお、この制度は、学習すべき授業科目を精選することで十分な学習時間を確保し、授業内容を深く身につけることを目的としたものです。
・通年で実施される科目の単位数は、1/2ずつ各学期の履修登録単位数として計算します。
・「集中講義科目」「企業実習」は履修登録単位数の上限に含めません。
・編入生には、適用されません。
イ 平成28年度以前入学者
原則として年間44単位を超えて履修することはできません。年間44単位とは、「前期履修単位数」と「後期履修単位数」の合計をいいます。
また、クラス定員を超える受講希望者があった際に調整を行うなど制約がある場合がありますので、留意してください。
なお、集中講義については、年間44単位を超えて履修できます。
(3) 履修科目の決定
履修科目は、カリキュラム表、授業時間割、シラバス(講義要項)等を参考にし、適切に決定してください。
(4) 履修科目の登録
履修しようとする授業科目は、下記により、指定された期日までに手続を行ってください。
ア 学内情報システムにより学生自らが履修しようとする授業科目を登録してください。
登録した授業科目は、登録期間の終了により自動的にその登録内容で届出したものとみなされます。
イ 登録した画面を印刷し、本人の控えとして所持してください。
なお、登録に当たっては、次のことに留意してください。
a 履修登録期間が経過した後に、一度登録した授業科目を変更することは、やむを得ない事情がある場合を除き、認められません。
b 担当教員、教室およびクラス編成が指定されている授業科目は、原則として指定された時間以外の履修は認められません。
履修登録で不明な点がある場合は、教務課教務・図書担当にお問い合わせください。
9 試験および成績評価
(1) 定期試験
定期試験は、各学期末までに一定の期間を定めて実施します。ただし、授業の担当教員が必要と認めたときは、随時試験が行われ、その随時試験をもって、定期試験に代えることがあります。試験の方法は、筆記試験、口述、論文提出、実技、実習等により行われます。
なお、出席時間数が、当該授業科目の全時間数の3分の2に満たない場合には、原則として試験は受けられません。
(2) 追試験
病気その他やむを得ない事由により試験を受けることができなくなった学生に対し、授業の担当教員の判断により、追試験を行う場合があります。追試験の実施については、授業の担当教員へ確認してください。追試験実施の場合は、追試験願に病気の場合にあっては医師の診断書、その他の場合にあっては理由書を添付して、教務課教務・図書担当へ提出してください。
(3) 再試験
所定の試験の結果、DまたはFにより不合格となった科目については、授業の担当教員が必要と認めた場合に再試験を行うことができます。再試験の合格者の成績は、Cとなります。
日程等は、その都度担当教員等から指示します。
(4) 不正行為
試験において不正行為を行い懲戒処分を受けた学生は、当該学期の全授業科目の単位を取得できなくなります。
(5) 成績評価
ア 平成29年度以降学部入学者
成績の評価は、試験の成績、平常の成績、出席状況等を総合して判断します。成績の判定基準は次のとおりとし、S、A、BおよびCを合格、Fを不合格とし、合格した場合は、所定の単位が与えられます。
評語 | 評点(100点中) | GP | 学修成果 |
---|---|---|---|
S | 90点以上 | 4.0 | 授業科目の到達目標のすべてにおいて、特に優れた学修成果であった。 |
A | 80点以上90点未満 | 3.0 | 授業科目の到達目標に対して優れた学修成果であった。 |
B | 70点以上80点未満 | 2.0 | 授業科目の到達目標に対して要求を満たす良好な学修成果であった。 |
C | 60点以上70点未満 | 1.0 | 授業科目の到達目標に対して合格となる最低限の学修成果であった。 |
F | 60点未満 | 0.0 | 授業科目の到達目標を達成できなかった。学修成果を示す証拠がなかった(試験の未受験、授業出席回数の不足など)。 |
イ 平成28年度以前学部入学者・大学院博士(前期)課程の学生
成績の評価は、試験の成績、平常の成績、出席状況等を総合して判断します。成績の判定基準は次のとおりとし、A、BおよびCを合格、Dを不合格とし、合格した場合は、所定の単位が与えられます。
評語 | 評点(100点中) | 学修成果 |
---|---|---|
A | 80点以上 | 授業科目の到達目標に対して優れた学修成果であった。 |
B | 70点以上80点未満 | 授業科目の到達目標に対して要求を満たす良好な学修成果であった。 |
C | 60点以上70点未満 | 授業科目の到達目標に対して合格となる最低限の学修成果であった。 |
D | 60点未満 | 授業科目の到達目標を達成できなかった。学修成果を示す証拠がなかった(試験の未受験、授業出席回数の不足など)。 |
(6) GPA制度(平成29年度以降学部入学者)
平成29年度以降学部入学者から、授業に対する学生の意識を高め、学生の学習および学習指導に役立てることを目的として、GPA制度を導入します。
GPA(Grade Point Average)とは、特定の期間に履修した各科目の単位数に、その科目のGP(Grade Points)を掛けた数値の総和を総単位数で割った数値のことです。
本学では、学期ごとに算出する学期GPAと、在学中の全期間を通算して算出する通算GPAの2種類のGPAを算出します。
単位の取得だけではなく、より高い評価が得られるように勉学に励んでください。
なお、一定値を下回った学生については、個別に面談し、修学指導を行う予定です。
GPA値は、成績通知書に記載されます。また、教務システムで各自GPA値を確認することができます。
ア GPA算出の対象科目
GPA算出の対象となるのは、履修登録した全ての必修科目および単位修得した選択科目です。必修科目については、再履修を行った場合、履修登録したすべての成績(元の成績および再履修の成績の全て)がGPA計算の対象となります。
選択科目については、合格した科目の成績のみがGPA計算の対象となります。
また、本学以外で修得した科目(単位互換科目、編入学または転入学した際の単位認定科目、本学以外で修得した単位認定科目など)、休学により単位修得が不可能となった科目は、GPA計算の対象外となります。
イ 学期GPAの計算式
ウ 通算GPAの計算式
(7) 成績の通知
成績の通知は、各学期の終わりに学生本人および保証人へ成績通知書を郵送します。
10 既修単位の認定
本学入学前に大学または短期大学等で既に取得した単位を本学における授業科目の履修により取得したものとみなすことができます。
詳細は教務課教務・図書担当にお問い合わせください。
11 他の教育機関での学修について(単位互換)
本学と協定を締結している教育機関で学修し修得した単位を本学の単位として認定することができます。
該当科目等については、各教育機関で定め、学生に連絡します。
詳細は、教務課教務・図書担当にお問い合わせください。
12 成績評価に関する問合せ窓口について
成績通知後に、成績評価について確認したいこと、疑問、異議などがある場合は、まず当該授業担当教員に直接問い合わせてください。ただし、「留年したくない」「就職が内定しているのでどうしても卒業したい」といった理由で異議申し立てをすることはできません。
教員からの回答に不明な点がある場合や、問合わせから5日程度経過しても回答が得られなかった場合には、 教務課 教務・図書担当(TEL 0138-34-6421、E-mail:edu(at)fun.ac.jp ※(at)を@に変更してください)に相談してください。