カリキュラム概要

学科・コース

システム情報科学部は、情報アーキテクチャ学科/複雑系知能学科の2学科から構成されます。学生は2年次から2つの学科に分かれ、さらにその中の5つのコースのいずれかの専攻に所属します。

学年次毎に説明されたカリキュラム概要図

情報アーキテクチャ学科

今日の情報ネットワーク社会は、人と人、人と機械、機械と機械のコミュニケーションが絡まり合い、とても複雑な情報交換の連続で成り立っています。情報アーキテクチャ学科では、人間中心の情報システムを構築するために必要な技法や知識、思想を身につけます。情報デザイン、認知心理学、コミュニケーションなど様々な学問を融合しながら、今日の社会基盤となる高度な情報システムを構築する技法、快適な情報環境を作り出していく技法を学びます。ここから育つのは、人間とコンピュータの新しい関係を切り拓くことのできる人材です。

情報アーキテクチャ学科は情報システムコースと情報デザインコースから構成されます。このうち情報システムコースでは、3年次からさらに高度ICTコース(修士課程までの一貫教育)が枝分かれします。

情報アーキテクチャ学科 教員一覧

情報アーキテクチャ学科3つのコース

複雑系知能学科

コンピュータの進化は、地球規模の気候や海流、生命体のDNAネットワーク、大規模な交通網などの複雑な現象のシミュレーションや、ロボットや計算機上での人工知能の開発を可能にしてきました。複雑系知能学科では、以前は計算機で取り扱えなかったような複雑な現象や、「知能」という不思議な現象の背後にあるルールを解析し、情報システムとして表現し制御する技法を学びます。ここから育つのは、現実世界にあふれる複雑な問題群にアプローチし、非線形数理科学を駆使して解析に取り組み、斬新なシステムを開発できる人材です。

複雑系知能学科は複雑系コースと知能システムコースから構成されます。

複雑系知能学科 教員一覧

複雑系知能学科2つのコース