未来大のプロジェクト学習とは
明快な解のない問題の解決へ試行錯誤を重ねる1年間
現代社会は、解がひとつに定まらない、あるいは明快な解のない複雑な問題に満ちています。
大学開学時から実施されている3年生必修科目「プロジェクト学習」は、そのような実社会に根ざした問題群を自ら見いだし、解決していく方法を探究する問題発見・解決型学習(Project Based Learning : PBL)で、未来大の根幹をなすプログラムです。異なる学科・コースの学生が混じり合い、共同で学びながら1年をかけて問題の解決に取り組みます。
学生たちは試行錯誤しながらプロジェクトを遂行する中で、ものの見方や資料・データの収集と分析、議論の進め方、他者への理解や共感、プレゼンテーション力などさまざまな力を磨いていきます。
問題提起から問題解決までのプロセスを実際に体験
プロジェクト学習は、毎年4月の教員によるプレゼンテーションで学生たちにプロジェクトテーマを紹介する「テーマ発表会」からスタートします。
プロジェクト学習のテーマは、未来大の講義内容だけでなく実社会の問題からも選ばれ、地域をフィールドとしたプロジェクトや、企業の研究開発部門と連携して取り組むプロジェクトなど、多様なテーマが存在するのも未来大ならではです。学生たちは自分の興味・関心のあるプロジェクトを選択し、担当教員と共に問題提起から問題解決までのプロセスを実際に体験します。チームの中で役割分担をしながら、1・2年次の学びの中で身につけた知識も活用します。このプロジェクト学習の成果は学内外に公表され、連携企業や地域社会にフィードバックされます。
プロジェクト学習テーマ一覧
過去のプロジェクト学習のテーマ、各プロジェクトの報告書やポスターデータはこちらをご参照ください。
成果発表会
- 2023年度 東京会場・函館会場
- 2022年度 東京会場・函館会場
- 2021年度 オンライン開催
- 2020年度 オンライン開催
- 2019年度 東京会場・函館会場
- 2018年度 東京会場・函館会場
- 2017年度 東京会場・函館会場
- 2016年度 東京会場・函館会場
- 2015年度 東京会場・函館会場
文部科学省特色GP H18-20採択
「取組名称: 解がない問題への自己組織的アプローチ」
本学のプロジェクト学習(正式名称: システム情報科学実習)は、平成18年度文部科学省GP(特色ある大学教育支援プログラム: H18-20年度)に採択されています。
(プログラム概要/最終成果報告)