enPiT

第1期enPiT

enPiTとは [about]

第2期enPiT「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(略称: enPiTエンピット)」は、第1期enPiT「分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワーク」で構築した知見や産学間のネットワークを活かしつつ、当該分野における運営拠点が互いに連携し、プログラム一体として教育ネットワークを形成し人材育成を推進してきました。今後も学部生を対象とした実践的な教育を継続していきます。

大学院生を中心とした第1期enPiTプログラムの伝統を引継ぎ、学部生を中心としたプログラムを実施します。情報技術のビッグデータ・AI、セキュリティ、組込みシステム、ビジネスシステムデザインの4つの分野において、実践的で身につく魅力的なプログラムを、全国の大学が協力して提供しています。基礎知識学習やPBL基礎、発展学習を通じて、最先端の情報技術を学び、実践力を鍛えます。また、他大学の学生とのグループ作業を通じて、コミュニケーションやリーダーシップなど社会人として必要な基礎も習得できます。ひとりでも多くの学生の方々がこのenPiTのプログラムに参加し、将来、第一線のエンジニアや研究者として活躍されることを期待します。

代表挨拶 [greeting]

ごあいさつ

  代表 伊藤 恵教授

東日本大震災からの早期復興や少子高齢化、グローバル化への対応などの社会的課題の解決や世界最先端IT国家を目指すためには、情報技術を活用して国、自治体、企業などの組織を超えた取り組みができる高度IT人材が不可欠です。このような背景のもと、公立はこだて未来大学では、文部科学省事業「情報技術人材育成のための実践教育ネットワーク形成事業」(2012~2016、第1期enPiT)に参加し、大学院の学生を対象に情報技術を用いた社会の問題解決や新たな価値創出を牽引できる「ビジネスアプリケーション分野」での人材育成に取り組んできました。今回、「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」(2016~2020、第2期enPiT)では学部生を対象に「ビジネスシステムデザイン分野」での人材育成に取り組みます。その他「ビッグデータ・AI分野」「セキュリティ分野」「組込みシステム分野」の各運営拠点と連携し合った人材育成を実施するとともに実践的な教育を広く全国に普及する活動を推進します。また、第1期enPiTで養った知見を活かして、大学院生を対象とした実践的な教育を継続していきます。

公立はこだて未来大学では、学部3年生必修の「システム情報科学実習(プロジェクト学習)」(2002~)、課外実習の「実践的ICT人材育成講座(寄附講座)」(2007〜2010)を経て、正規の「高度ICTコース」へ移行し、PBLをベースとする実践的教育に取り組んでいます。第1期enPiT(2012〜2016)に引き続き、今回の事業でも「ビジネスシステムデザイン分野」のシステムを連携校、参加校などの他大学とのコラボレーションにより開発し、高度なICT人材を育成していきます。

この取り組みに賛同し、本学と共にPBL基礎や発展学習の実施を希望する参加校を募集しております。

プログラム [program]

基礎知識学習(ソフトウェア開発に関する基礎知識)

ソフトウェア開発に関する基礎知識 科目
  • 選択必須科目A(必須選択科目AまたはBを必ず受講する)

未来大学または参加大学において、プログラミング演習科目と、ソフトウェア開発の基礎知識に関する座学科目を受講する。未来大学の場合、「ソフトウェア設計論」が該当する。ソフトウェア開発の基礎知識に関しては「ソフトウェア設計論Ⅰ」が該当する。
※基本情報技術者試験を合格済みの場合もこれらを習得済みと見なす。

情報デザインに関する基礎知識 科目
  • 選択必須科目B(必須選択科目AまたはBを必ず受講する)

未来大学または参加大学において、ヒューマンインタフェースやユーザー・センタード・デザインに関する講義・演習を受講する。未来大学の場合、「ヒューマンインタフェース」「ヒューマンインタフェース演習」が該当する。

PBL基礎 科目

「UCDワークショップ」
  • 必須科目
  • 函館で受講(夏季)

テーマ・目標: 人間中心のデザインの考え方とその設計方法を2日間程度の短期集中で理解する。
内容: 単にシステムとの接点だけでなく、それを利用するユーザとして本当に利用する価値があり、使って満足できるシステムとはどういうものかを知る。フィールドを対象として、使う人間(ユーザ)を中心にしてシステムを開発することの必要性と重要性を理解する。そのための実践的な設計のプロセスを、演習と講義によって理解する。
キーワード: 人間中心設計、観察法、プロトタイプ

発展学習 科目

「システム情報科学実習(enPiT対応テーマ)」
  • 必須科目

未来大学または参加大学において、システム開発に関する活動を伴うPBLを受講する。未来大学の場合、「システム情報科学実習」が該当する。発表会への参加、報告書の提出を求めるものとする。

参加条件 [participation requirements]

ご参加いただくためには

お問い合わせください。
enPiT (at) fun.ac.jp ※ (at) を@に変更してください

申し込み締切

受講年度5月末(予定)

連携グループ大学(五十音順)

  • 会津大学
  • 岩手県立大学
  • 室蘭工業大学

参加大学

  • 北海道情報大学
  • 神奈川工科大学
お問い合わせ先

enPiT (at) fun.ac.jp ※ (at) を@に変更してください

協力企業一覧 [cooperating companies]

ご協力いただいている企業

  • 株式会社ジャパンテクニカルソフトウェア
  • 株式会社エスイーシー
  • クオリサイトテクノロジーズ株式会社
  • 株式会社日立社会情報サービス
  • 株式会社ABEJA
  • 株式会社ジースタイラス
  • 東京海上日動火災保険株式会社
  • 日鉄日立システムエンジニアリング株式会社
  • 日本ビジネスシステムズ株式会社
  • Pandrbox
  • 株式会社ハイマックス
  • 常磐システムエンジニアリング株式会社
  • 株式会社日立インフォメーションエンジニアリング
  • アシアル株式会社
  • Sansan株式会社
  • 株式会社東洋信号通信社
  • 日鉄ソリューションズ株式会社
  • 日本アイ・ビー・エム デジタルサービス株式会社
  • フェンリル株式会社