10月29日から30日に日本科学未来館で開催されたIVRC2016本戦大会(DCEXPO2016同時開催)にて、公立はこだて未来大学の学生チーム¬広重(のっと・ひろしげ)が制作した「みかけハこハゐが全部俺である」が川上記念特別賞(総合3位)とUnity賞を受賞しました。
チーム¬広重は、高橋拓也(B4情報システムコース)、浜本誠也(B3 情報デザインコース)、草島将太(M1 知能情報科学領域)、友広歩李(M2 知能情報科学領域)、菊地純輝(M2 メディアデザイン領域)の5人によるチームで、VRを用いた浮世絵の新しい鑑賞体験ゲームを制作しました。本制作物は日本の文化をうまく捉えている点や、コンテンツの完成度が高く評価されました。
IVRC(国際学生対抗バーチャルリアリティーコンテスト)は、学生が企画・制作したインタラクティブ作品の新規性・技術的チャレンジ・体験のインパクトを競うコンテストです。本戦大会は例年来場者が一万人を超えるDCEXPOとの併催であり、¬広重のコンテンツは2日間で約200人が体験しました。
今年は書類選考時で100チーム以上の応募があり、予選大会では書類選考を通過した24チームが出場し、本戦大会では予選大会を通過した10チームとフランスのLaval Virtual学生コンテストを勝ち抜いた招待チーム、国際ビデオ部門チーム、高校生によるユース部門チームを合わせた計17チームが競いました。
今回受賞した、川上記念特別賞はVR技術の発展に貢献した川上直樹先生を記念して設立された賞です。また、Unity賞は本コンテストにて協賛企業のUnity Technologies Japanから贈られる賞です。