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2016-07-06

木塚あゆみ特任助教らが8回情報システム教育コンテスト優秀賞を受賞

情報アーキテクチャ学科の木塚あゆみ特任助教、伊藤恵准教授、岡本誠教授、安井重哉准教授、大場みち子教授による教育実践「ユーザ中心のアプリケーション開発を学ぶ実践的教育カリキュラム」が、第8回情報システム教育コンテスト(ISECON2015)の最終審査において、優秀賞に選ばれました。本賞は、書類選考による予備審査を通過したのち、2016年3月19日(土)に一般公開で行われたインタラクション審査(最終審査)において、優れた教育実践に対して与えられた賞です。

今回の受賞にあたっては、文部科学省の事業「分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワーク(通称:enPiT)」でこれまで行なってきた大学院生向けの教育において、人間中心設計の手法を活用したカリキュラムが評価されました。具体的には、従来ICT技術を学んできた学習者に対して、2つのポイントで教育を行なっています。1つ目は社会的課題の本質を捉えユーザの視点を取り入れた問題解決力を身につけてもらうこと、2つ目はクラウド化やITのサービス化、 IoTなど最新のIT技術を使って、さまざまな分野に関連した開発技術を学んでもらうことです。これまで2013年度から2015年度にかけて実践し、専門分野の異なる多様な大学の学生を交えた混成チームによるPBL(Project-Based Learning)を 行なってきた、一群の教育から生まれた成果が紹介されています。