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2013-07-01

産学官連携による函館ハーブ研究会が「クルンバッソ アイスクリーム」を商品化

本学の美馬のゆり教授が会長を務める函館ハーブ研究会が、甘く爽やかな独特な香りが特徴の芳香性ハーブ、クルマバソウ(車葉草)を利用した産学官連携による共同研究の記念すべき第1号の成果として、「 クルンバッソ アイスクリーム」を商品化しました。

函館ハーブ研究会では、ヨーロッパでは広く香料として使われているクルマバソウに着目、地域産品の開発を目指して共同研究に取り組んできました。商品化を見据えて、本学が地域ブランド化に向けた“ クルンバッソ”という独自のブランド名称とロゴマークの商標化を、北海道立工業技術センターが香気成分の分析と抽出を担当するなど、産学官のメンバーが協働で研究開発を進めてきました。 記念すべき第1号となるアイスクリームの商品化に向けて、(株)函館酪農公社が試作を重ね、函館ハーブ研究会が評価を行ってきました。このたび (株)函館酪農公社から「クルンバッソ アイスクリーム」の製造・販 売にこぎつけ、2013年7月1日より同社のアンテナショップ・あいす118や移動販売車等で取り扱いを開始しています。

※函館ハーブ研究会は2010 年、本学の美馬のゆり教授の主導により発足、函館近郊に生育するハーブなどを利用した製品の研究及び開発を通じて地域の発展に寄与することを目的に、産 学官連携による活動を行っています。