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2024-08-09

本学の学生がインタラクション2024インタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞

博士(前期)課程の伊勢隆之介さん(博士(前期)課程2年(※受賞当時1年) メディアデザイン領域、指導教員:塚田浩二教授)が、2024年3月6日~8日に学術総合センター(東京都)で開催された情報処理科学会のシンポジウム「インタラクション2024」においてインタラクティブ発表賞(PC推薦)を受賞しました。

伊勢さんの研究は、没入型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を日常生活で長く利用できるようにするために、片目を隠す動作でコンテンツを手軽に切り替えできるインタラクション手法 HidEye を提案するものです。HMD に特殊なセンサ等を付与することなく、自然な動作で仮想空間と現実空間のタスクをなめらかに連携することを目指しています。

今年のインタラクティブ発表賞(PC推薦)においては、294件のインタラクティブ発表の中から、論文審査で48件がプレミアム発表として選ばれ、会場でのPC委員による巡回審査と議論を経て、最終的に11件の受賞が決定されました。

このシンポジウムは例年700人以上が参加する、ヒューマンコンピュータインタラクション分野で国内最大規模のシンポジウムです。

発表タイトルと著者
「HidEye:片目を隠す動作によるHMD用インタラクション手法の提案」
伊勢 隆之介、塚田 浩二(公立はこだて未来大学)

また、塚田浩二教授(情報アーキテクチャ学科)と竹川佳成教授(情報アーキテクチャ学科)が、本シンポジウムにて以下の登壇発表と特別講演を行いました。

登壇発表【論文誌招待】
RhinestonePrinter: カスタマイズ可能なラインストーン造形手法の研究:島元 諒、塚田 浩二(公立はこだて未来大学)
タブレット端末と慣性センサを用いた調理初心者のための包丁さばき支援システムの設計と実装、および食材切断に関する学習効果の評価:増田初音(公立はこだて未来大学)、加藤邦拓(東京工科大学)、新屋拓海(公立はこだて未来大学)、池松香(LINEヤフー)、竹川佳成、平田圭二(公立はこだて未来大学)

特別講演
栗原一貴 × 塚田浩二 × 中村裕美 × 宮下芳明 イグノーベル賞 受賞者対談