VR空間の中で、自分の分身である「アバター」を動かしているとき、私たちはどこまでを「自分が動かしている」と感じているのでしょうか。この研究では、VRゴーグルを使い、鏡のある仮想空間でアバターの動きにズレが生じたとき、人の感覚がどのように変わるのかを調べています。
アバターの動きが自分の動作とぴったり合っていると、自然に「自分の体の一部」のように感じられます。しかし、ほんのわずかな遅れやズレがあるだけで、強い違和感を覚えることがあります。一方で、鏡に映ったアバターを見ることで、「自分が動かしている」という感覚が保たれる場合もあることが分かってきました。
こうした条件を組み合わせた実験やアンケートを通して、人が身体を「自分のもの」と感じる仕組みを探っています。ゲームやVR、メタバースなど、これからの体験づくりにもつながる、人の感覚と技術の関係を考える研究です。
2025年8月オープンキャンパスにて撮影
