2019年度
永井 陽太
- 卒業年: 2020年3月(高度ICTコース5期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社サイバーエージェント
私が高度ICTコースへの進学を決めたきっかけは、先輩への憧れでした。大学のホームページ等で表彰されている高度ICTコースの先輩を見て、「自分もこうなりたい」と強く思い高度ICTコースへの進学を決めました。高度 ICTコースでは、高度ICT演習への参加が必須となります。実際に高度ICT演習で先輩方と共にサービスを考え仕様を決定し、設計から実装までをすべて行うことで、多くの学びを得ることができました。実際にチーム開発を経験すると、講義で学んだ知識を必死で応用しようとするので、これまでに学んだ知識をより深めることができます。また、試行錯誤の中で、決して講義だけでは得られなかった知見を多く学ぶことができます。学部3年次にプロジェクト学習という形でチーム開発を必ず行いますが、それだけで終わってしまうのは絶対にもったいないです。経験は必ず自分を成長させるので、ぜひ高度ICT演習だけでも参加を検討してみてください。
2018年度
佐藤 孝大
- 卒業年: 2019年3月(高度ICTコース4期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社日立製作所
私は学部2年時に高度ICT演習へ参加したことをきっかけに、高度ICTコースに進学することを決めました。
高度ICT演習では、システム開発における様々なマネジメント、技術等を体験し、実践的な学びを得ることができますが、この演習で最も良いと思う点は「今のうちに失敗経験を積んでおける」ことです。大学の講義でもシステム開発工程やマネジメントについて学ぶ機会はありますが、「知っている」と「実践できる」は異なり、実際の開発に学んだことを生かせないことが多々あります。私も、プロジェクトマネジメントに失敗し、開発を滞らせた苦い経験があります。ですが、失敗には必ず大きな学びがあり、原因の分析、失敗から得た教訓、問題解決への努力などは、次の開発に繋がる唯一無二の貴重な経験です。大学を卒業し、社会人となった際、これらの経験を積んできたことは、大きなアドバンテージになると思います。
様々な開発経験を積みたい、と思う方は1度、高度ICT演習に参加してみてください。そして、もっとシステム開発を学びたい、と思ったときには、高度ICTコースへの進学も検討してみてください。皆さんのやりたいことを実現させるために高度ICT演習・高度ICTコースを活用してもらえれば、先輩として冥利に尽きます。
2017年度
長内 一真
- 卒業年: 2018年3月(高度ICTコース3期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 富士通株式会社
学部2年時に高度ICT演習へ参加したことをきっかけに、高度ICTコースに進学することを決めました。高度ICT演習では、全国の様々な社会問題に取り組みます。この取り組みの中で、学外の人と連携しながらプロジェクトをマネジメントするスキルや、実践的なシステム開発スキルが身に付きます。私の場合は就活の時に、高度ICT演習の活動を説明するたびに、「学生のうちに実践的な開発を経験していることはすごい」と言われました。この経験は他大学の学生に自慢できるほど貴重な経験です。学年やコース関係なく参加することができるので、ぜひ参加してみてください。ICTコースは先生からのサポートが手厚く、ICTサポート企業特別授業やその他にも様々な支援があります。高度ICTコースへの進学を悩んでいる人は、まず高度ICT演習に参加してみてください。やってみると楽しさ・難しさ・面白さに気づくはずです!
辻浦 崇大
- 卒業年: 2018年3月(高度ICTコース3期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社日立システムズ
私は学部2年時から5年間高度ICT演習に参加していました。初めて参加した学部2年時はシステム開発プロジェクトの右も左も全くわからない状態でしたが、先輩方の手厚いご指導のおかげでシステム開発に関わり、ついていくことができました。またプロジェクトを引っ張る先輩方に憧れ私もこの様にプロジェクトを引っ張ることができる人になりたいと思いました。学年が上がり私が先輩となって高度ICT演習に参加した際にはマネジメントの難しさを感じました。プロジェクトを進めることと後輩を指導することを両立し、1年間で成果を出すことは簡単ではなかったですが、とても良い経験になりました。高度ICTコースのことを知りたい、進学を迷ってる方は高度ICT演習に参加してみるとよいと思います。高度ICTコースに所属する先輩から話が聞けたりシステム開発プロジェクトについて学ぶことできるはずです。
河辺 雅史
- 卒業年: 2018年3月(高度ICTコース3期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: Sansan株式会社
高度ICT演習を通して技術力、マネジメント力、コミュニケーション能力を身につけることができました。高度ICT演習は、自分たちが作ったサービスを使ってくれるユーザーがいるという点が講義と大きく違います。高度ICT演習のような、実運用を想定したチーム開発の機会は中々ありません。大きく成長できる環境であることは間違いないので、ぜひ参加してみてください
諸原 聖
- 卒業年: 2018年3月(高度ICTコース3期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 富士ソフト株式会社
私が高度ICT演習に参加したきっかけは、学部2年生になった時になにか新しいことに挑戦したいと思ったことです。学部2年生以前の私は個人作業で何かを作るという経験はありましたが、チームで何かを共同で作るという経験はなかったため,チーム開発を体験したいと思い高度ICT演習に参加しました。
高度ICT演習を通して得られたものの中で一番大きいと自分で思ったのは失敗からの学びです。失敗した後に何が原因で失敗してしまったのか、今後同じような失敗をしないためにはどうすれば良いのかを整理し学んでいくことで、その後の活動やプロジェクト活動の時にその学びが活かせるようになったと思います。
また、高度ICT演習には様々な学年の学生が参加しており、私より学年が上の学生がいるときは私より経験がある先輩から様々なことを教えて貰う機会が得られたり、私より学年が下の学生がいるときは私が今までの経験から後輩をサポートするという経験が得られるなど,どの学年の時も様々な恩恵がありました。
もし、新しいことに挑戦したい、チーム作業を体験してみたいと思う方は是非高度ICT演習に是非参加してみてください。
宮井 和輝
- 卒業年: 2018年3月(高度ICTコース3期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: レバレジーズ株式会社
私は学部3年から4年間、高度ICT演習に参加しました。高度ICT演習では多くの失敗や苦労を経験しました。例えば、メンバの意見が対立して意見がまとまらなかったり、メンバが途中で演習を辞めてしまったりなど決して楽とは言えないことも多々ありました。しかし、今思うと、これらの経験があったからこそ、「どうすれば目的を達成できるか」ということを常に自ら考え、行動する習慣が身に付いたと感じています。
高度ICT演習で参加したことで得られる経験は自分の「財産」と呼べるものなので、ぜひ高度ICT演習に参加して、多くの貴重な経験をしてください。
2016年度
齋藤 尊
- 卒業年: 2017年3月(高度ICTコース2期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 富士通株式会社
私は学部2年の始めから高度ICT演習に参加しました。高度ICT演習では漁業者向けアプリやイベント情報サイトなどを作成しました。高度ICT演習では特にチームで開発を行うことの難しさを実感しました。演習中さまざまな問題が発生し、それをどうにか対処していったことが今の自分を形作っていると感じています。そのため開発技術や発表技術を身につけられること以上に、何よりチーム開発が思い通りに進まないものであると実感することがこの演習の一番のメリットではないかと思います。高度ICT演習では教員だけでなく企業の方が私達の姿を見ており、得られるアドバイスは就活だけでなくその後の社会人生活でも必ず役に立つはずです。もしも高度ICT演習への参加を考えているならば、是非参加してみてください。辛いこともあるかもしれませんが、決して損はしませんから。
花田 洋貴
- 卒業年: 2017年3月(高度ICTコース2期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社日立製作所
高度ICT演習へは学部2年から5年間参加しました。私の考える高度ICT演習の良いところは、失敗することができるということです。演習では実際のお客様の抱える問題を解決するためにサービスや、アプリケーションを考案します。しかし、自治体や函館市民といった実際のお客様に、満足してもらえるサービス等を提供するのはそう簡単ではありません。このような活動を行っていると必ず多くの失敗を経験すると思います。私自身、お客様とのコミュニケーション不足からシステム開発を頓挫させてしまったこともあります。しかし、失敗したときこそ成長のチャンスなのです。失敗に対してどう対応すればいいのか、そもそもどう対応しておけばよかったのか、今後同じことを起こさないためにはどうすれば良いのか。考え、そして行動しなければなりません。ここで得られるものは座学の講義のみを受けていては決して得られない大きなものです。私はたくさん失敗しましたが、そのおかげで他の学生より成長することができたと確信しています。
失敗は実社会で起こしてしまうと大問題ですが、私たちは学生です。大概のことは(怒られますが)許してもらえます。どうか高度ICT演習に参加して失敗を恐れずに多くのことにチャレンジしてみてください。そして是非たくさん失敗し、失敗から学んでみてください。あとから振り返るとそれが自身の成長に繋がったのだと気づけるはずです。
工藤 卓也
- 卒業年: 2017年3月(高度ICTコース2期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社ネクスト(2017年4月から株式会社LIFULLに社名変更)
高度ICT演習は5年間参加しましたが、良かったと思うことは大きく2つあります。一つは、プロジェクトでの開発を先輩から教えてもらいながらできることです。高度ICT演習はPBLでも珍しく学年関係なくプロジェクトを組むので先輩後輩と一緒に開発を行います。そのため、先輩から教えてもらいながらできるのでプロジェクトの進め方が自然と身につきました。もう一つは、行政などと関わりながらより実践的に勉強できることです。ICT演習はお客さんがいることが多く、ただ開発するだけでなくお客さんに提案することも多く、より実践的な技術が身につきました。このように実践的にできた結果、自分がどんなことをやりたいのか、どうなりたいのかがより明確になりました。
齋藤 創
- 年: 2017年3月(高度ICTコース2期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社ABEJA
私はICT演習を通じて、様々な企業の方から通常の学生では思い至りづらいビジネス視点でのシステム開発を経験でき、とても良かったと思います。特に、ICT演習ならではの縦のつながりがとても有益なものだったと思います。(教わる・教えるという点等)また、私達の学年では同期生同士が仲が良かった(私はそう思ってます)ため、いろいろな刺激を受けたり、楽しい生活ができたと考えています。
兵藤 允彦
- 年: 2017年3月(高度ICTコース2期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: ヤフー株式会社
私は学部2年から高度ICT演習に参加し、その後に高度ICTコースに所属しました。高度ICTコースは少人数のコースですので先輩や同期そして後輩との繋がりも強いのが特徴です。コース生全員が仲間であり時には良きライバルです。また、高度ICT演習では実践的なテーマを題材にコーティングスキルやプロジェクトマネジメントスキルを向上させることができます。普段の講義や研究に加えて課外活動として行うものですので、時には忙しく辛い時もありますが、それが必ず力になります。高度ICTコースに所属することで、必ずやスキルアップしますし、それを実感することができるかと思います。高度ICTコースへの進学を悩んでいる皆さん、その一歩を踏み出してぜひ無限大の可能性を引き出してください!
安藤 大岳
- 年: 2017年3月(高度ICTコース2期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 日立INSソフトウェア株式会社
大学生活をただ漫然と過ごしていいのか、最初はそんな焦燥感にも似たような思いから高度ICT演習に参加し始めたように思います。高度ICT演習では実際に動くものを作ることはもちろん、そもそも(あるテーマに対して)何を作るべきなのかまで含めて実にたくさんのことを経験してきました。そのなかで、「本当に世の中に必要とされているものを考える難しさ」や「チームをまとめていくこと難しさ」など講義だけでは経験できないようなたくさんの困難や挑戦に出会い乗り越えてきました。中には自分の力が及ばなかったこともあります。このような経験は高度ICT演習で得られた最も大きいものだと感じています。
また、その経験を自分やチームの中だけで留めておくのではなく、企業の方々にも発表し、評価をいただけるという仕組みがあり、これが後の就職活動にも大きく影響することを私自身が身をもって体験しました。
大学の講義より難しいことに挑戦したい、就活を周りの人より有利に進めたいと思っている人、チームで一つのことを成したいと思ってい是非参加してみてください。
2015年度
伊藤 大輔
- 年: 2016年3月(高度ICTコース1期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 富士通株式会社
高度ICT演習では、将来の自分についてイメージを膨らませることのできる大きなチャンスだと思っています。自分は演習活動を経験して、将来どんな職業に就きたいか、どんなフィールドを対象としたいか、自分はそこでどんなことができるのか、などのイメージを膨らませることができ、希望の就職先に内定をもらうことができました。自分の将来の働くイメージとして、情報システムを用いた問題・課題解決を考えている方。ぜひ高度ICT演習に参加してみてください。演習のテーマは限られており、自分がやりたいこととは違う演習テーマにつくかもしれませんが、そこで得た経験は絶対将来に役に立ちます。高度ICT演習に参加して自分の可能性を探ってみてください。
加藤 武文
- 年: 2016年3月(高度ICTコース1期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 北海道電力株式会社
学部2年生から5年間に渡って高度ICT演習に参加しました。高度ICT演習での活動を通して得られたと感じることを2点挙げたいと思います。
1点目は、講義などで学んだことを実践する際、学んだ内容だけでは上手くいかないということに気付けたことです。個人的にシステム開発では知識よりも経験が重要になる場面が多いと感じています。それらのノウハウを先輩から学んだ上で実践するという経験が得られるのは複数学年のチームで取り組む高度ICT演習の大きなメリットの1つだと思います。
2点目は、自分がどんな仕事に就きたいのかを考える機会を得られたことです。高度ICT演習に複数年参加することで、様々なプロジェクトやプロジェクト内の役割を経験することができます。そんな活動の中で将来自分がどんな仕事をしたいのかが何となくでも見えてくると思います。
長田 昌浩
- 年: 2016年3月(高度ICTコース1期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社アドヴィックス
学部2年生から修士2年生までICT演習に参加しました。5年間この活動を続けましたが、参加して良かったと思っています。
一番大きな理由は、単純に自分の行きたい会社に行くことができたからです。僕はこの活動でたくさんの失敗経験と、少しの成果をあげました。就活ではそれらの経験やこの活動での積極性などを様々な企業から評価していただけました。
この活動での経験は必ず自分の糧になり、就活の際には強力な武器になります。就活を意識している学生の方には自信を持ってこの活動をオススメできます。少しでも興味があれば試しに参加してみてください。就活を控えた学生にとって、その決断が人生を左右する決断になるかもしれませんので。
前田 実優
- 年: 2016年3月(高度ICTコース1期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社日立製作所
高度ICT演習には学部3年生から参加していました。プロジェクト学習でも開発プロジェクトを1年間経験することができますが、高度ICT演習では複数年参加でき成果を積み上げていけるところが魅力だと思います。わたしは函館の観光アプリの開発をしていました。毎年、自治体や企業などに提案をし、掲載できる情報を増やしていくことができました。提案するときにどのように伝えれば相手に理解してもらえるか?など考える必要があり、開発技術以外にも学ぶことが多くあります。高度ICTコースに入り、一緒に頑張る仲間ができて本当に良かったと思っています。
プロジェクトはひとりでは何もできません。まずは高度ICT演習に参加し、一緒に協力し、成長できる素敵な仲間を見つけて下さい。
山田 亜美
- 年: 2016年3月(高度ICTコース1期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: 株式会社オールアバウト
ICT演習は複数年続けて活動する場合が多く、運用可能なレベルにまでサービスを開発し、リリースすることができます。これは通常の講義ではできない、とても貴重な機会です。その活動では、システム開発、函館市への提案活動など、幅広い経験をさせていただきました。
その中で特に学んだことは、「なぜその機能を作る必要があるのか?」を突き詰めることの重要性です。そのサービスの「ねらい」が満たされるために、どのような機能が必要なのか、その機能が誰のどんな役に立つのかについて議論しなければ、そのサービスはただの自己満足で作ったものになってしまいます。サービスの価値を高めるために、ユーザに与える価値について常に考える必要があると、演習を通して学びました。この考え方は実社会でエンジニアとして働く際に、とても重要なものだと思います。
ここで挙げた学びはあくまで一例で、実際はもっと数多くの学びや気づきがあります。皆さんもぜひ高度ICT演習に参加し、様々な活動にチャレンジしてみてください。失敗することもあると思いますが、その経験は必ず学びや気づきとして自分に返ってきます。それが自身の成長に繋がるはずです。
山本 賢人
- 年: 2016年3月(高度ICTコース1期生)
- 所属学科: システム情報科学専攻 高度ICT領域 博士(前期)課程2年
- 就職先: パナソニック株式会社
高度ICTコースに配属する利点をいくつか述べます。まず、開発演習を行う機会が多いということ。情報アーキテクチャ学科の授業を受ける中で、プロジェクトマネージメントや開発プロセス、プログラミングを学ぶことがあると思います。それらの知識を定着させるにはICTコースやICT演習の経験が、一番効果があります。二つ目に、就職活動に関するサポートが厚いこと。ICTコースの教員に就職したい業種など自ら相談すると、関係する企業を紹介してくれたりします。次に企業の方と出会う機会が多いということ。開発演習をサポートしてくださっている企業の方と直接演習のことなどについて議論をすることができます。そこから企業と関係を持つこともできます。最後に、やりたければなんでもできるということ。例えばハッカソンがやりたいとかデザインについて学びたいとか教員に相談すると機材を貸し出してくれたりイベントの場を作ってくれたりします(きっと)。以上に述べた通りICTコースまたはICT演習にはメリットがたくさんあるので積極的に学びたいと思うならば参加することをおすすめします。
2012年度〜2014年度
藤原 哲
- 年: 2015年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: 株式会社日立製作所
高度ICT演習では「自分」について学びました。今の自分にどんなことが出来てどんなことが足りないのか、将来自分は何がしたいのか、様々な自分を見つめる場面があります。その先で足りない能力を伸ばすこと、将来やりたいことを学ぶことはとても楽しく、高度ICT演習に参加した4年間はあっという間でした。このICT演習には多くの教員、幅広い先輩や後輩、サポート企業に囲まれた環境の中で、チームで活動出来るというメリットがあります。常に苦労し、失敗を繰り返し、切磋琢磨しあいながら自分を作り上げてみてください。
菅野久樹
- 年: 2015年3月
- 所属学科: システム情報科学部 情報システムコース 4年
- 就職先: 株式会社LITALICO
3年次の必修であるプロジェクト学習では1つのプロジェクトに1年間取り組みます. 普通の授業が半期で終了することから考えると1年間の学習というのは長いように思えますが, 実際にやってみるとプロジェクト学習の1年間は非常に短く感じます. それはプロジェクト学習を通じて学ぶべきことが非常に多いからだと思います. 私はプロジェクト学習は1年では少し期間が足りないなとも思いました. もし1年では学び足りないなと思うのであれば, 高度ICT演習はその学び足りない部分を補ってくれる存在になりうると思います. チームで開発を行えるというのは大学生にとってはなかなか無いチャンスです. 後輩が高度ICT演習を活用して充実した学習をすることを期待しています。
松野竜也
- 年: 2015年3月
- 所属学科: システム情報科学部 情報システムコース 4年
- 就職先: 株式会社ジャパンテクニカルソフトウェア
高度ICT演習に参加することで、自分の力を高めたり、経験値を得られます。私は、3年時のプロジェクト学習を経験しましたが、高度ICT演習を通して チームワークや技術面等まだまだ学ぶべきことが多いと実感することができ、多くの課題もみつけました。なにより自分の得意・不得意を明確にする事ができ、得意な部分を伸ばし、不得意な部分を補えることが良いと考えています。
高度ICT演習に参加した学生が、様々な視点でアドバイスをいただける教員の方々やサポート企業の方々、先輩や後輩に多くの刺激を受け、実力アップや今後の自信に繋がることを願っています。
坂井麻里恵
- 年: 2015年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: 新日鉄住金ソリューションズ株式会社
学部2年の後期から4年半参加しました。この活動の面白さは、複数年参加することでより感じられると思います。はじめは実装担当から、お客様との打ち合わせへの参加、チームリーダー、PMなど、学年が上がるにつれてプロジェクトチームの中で様々な役割が経験できます。グループでの活動は難しさもありますが、それ以上に一人では出来なかったことが達成できる魅力があります。様々な視点からプロジェクトに関わっていく中で、グループで活動することの意味を実感することができました。
そして何より、素敵な先輩や後輩、先生方、企業の方々と出会えることがこの活動の魅力です。その繋がりは、大学生活の中で大きな助けになります。色々な考え方に触れることで、研究してみたいテーマ、好きな技術、就職先など、進む道を決める
浅井 信
- 年: 2015年3月
- 所属学科: システム情報科学部 知能システムコース 4年
- 就職先: ソフトウエア情報開発株式会社
私は大学2年の後期から高度ICT演習(以前は寄附講座)に参加していました。参加して良かったと思う点について2点だけ述べたいと思います。
1点目は、実案件(お客様がいる)のプロジェクトに参加する機会があるということです。お客様の話を直接聞きに行ったりする機会は、講義を受けているだけでは決して学ぶことができません。お客様と話をする中で重要であることが何かを考え、それを実現する力が身に付きます。
2点目は、チームでモノづくりの経験ができるということです。一人だけでは決して作れないモノを複数人で作る経験やその難しさに気付くことできます。失敗をしたときにカバーし合える仲間と最後までモノづくりを成し遂げたときの感動を一度は経験してもらいたいです。 以上のことについて企業・教員の方々のご指導をいただきながらも、自主的に進めていく活動ができるという魅力が高度ICT演習にはあります。
加藤 あすか
- 年: 2013年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: 株式会社日立製作所
やろうと思えば何でもできるし、そう思わないなら何もできないなぁ、と実感できる活動でした。
学部3年から4年間活動してきて、自分のできること、できないこと、できないならどうすればできるようになるのかを考えられるようになったと思います。企業の方やお客さん、メンバとの活動を通してシステムを作るとは何か、何をして誰のためにやるのかを学びました。私は単位の出ない世代なので特に思いますが、試しに一回(できたら半期くらい)、参加してみてください。あわないと思ったらやめてもいい、でも、とりあえず、やってみてください。何か見つかるかもしれないので。
佐藤 隆広
- 年: 2013年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: 三菱総研DCS株式会社
年間参加してきた高度ICTコースでは、たくさんの「初めて」を経験しました。それらは、プロジェクトマネジメントや顧客に対するプレゼンテーションなど、システムエンジニアにとって必須となるスキルばかりです。初めてのことであるがゆえに、たくさんの失敗を経験しました。この失敗から、仲間とのつながりを大切にする重要さを学びました。仲間とは、プロジェクトに関わる全ての人を指します。仲間である限り、互いにプラスの関係を保とうとします。その結果、仲間のために何かしたいという気持ちが芽生え、それが「努力の原動力」となります。また、失敗に気づき努力すべきことが明確になるのも、仲間通し支え合えるからであると思っています。
高度ICTコースは、幅広い年齢層、様々なビジネスフィールドで活躍している方々と仲間になる絶好の機会です。皆がお互いを仲間であることを意識し、思いやりを持ちつつ自身を高めてください。
千田 智博
- 年: 2013年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: 株式会社日立製作所
生時代は瞬く間に過ぎていきます。また、大学の環境に慣れてくると、ついつい受け身になってしまい、体感の伴わない知識をインプットするだけの日々を過ごしがちです。ですが、そこから一歩踏み出し、主体的に行動することで、新たに「何か」が見えてきます。それは、プロジェクトを進める上で、数々の問題にぶち当たり、頭を悩ませて解決し、そして時に失敗することで見えてきます。
特に、企業の方や先生方のサポートの中、多人数で一つの課題に取り組める環境は、そうそうあるものではありません。このチャンスを生かし、個々人の「何か」を掴んでください。これが高度ICT人材になるきっかけになればと思います。
出口 貴也
- 年: 2013年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: クックパッド株式会社
高度ICTコースでは、多様な視点に立つことの重要性を学びました。システム開発では、エンドユーザの視点に立つことは最も重要だと思います。ただし、それだけでは不十分です。顧客や上司、先輩や後輩などなど、立場が異なれば各々が持つ意見も異なります。そのようなステークホルダ間で合意形成をしつつ、よりよいシステムを作るために、多様な視点に立って物事を考えることが重要です。
私の就職先は所謂Web業界であり、高度ICTコースを含め未来大生と接点が多い、SI業界とは、仕事の進め方や考え方が大きく異なります。しかし、ここで挙げたような学びは、どんな業界でも共通して重要だと思います。
是非高度ICTコースに参加し、多様な価値観に触れて視野を広げてください。そしてその広げた視野で、就職先を選んでください。その結果として、一人でも多くの高度ICTコース出身者と共に、Web業界を盛り上げることができたら嬉しいです。
永峰 和弘
- 年: 2013年3月
- 所属学科: システム情報科学研究科 システム情報科学専攻 情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程 2年
- 就職先: TIS株式会社
約3年半、観光系プロジェクトに参加しました。活動の中で先輩や先生方、企業の方々からアドバイスを受け、システム開発、グループワーク、対外発表など、様々な経験を積むことができました。この3年半は、これまでで最も充実した期間だったと思います。
中でも一番参加してよかったと思えるのは、多くの人に出会えたことです。様々な価値観を活動の中で共有し、グループで活動することで自分の視野を広げることができました。おそらくこの活動に参加しなければこのキャリアを選ぶことはできなかったと思います。
この活動に参加して、たくさん失敗して、多くの人と出会って、たくさん学ぶことで見えてくるものがあるはずです。この活動から得られるものはきっと将来の役に立ちます。迷っているならまず話を聞きに行ってみて下さい。必ずあなたのプラスになります。