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2016-03-23

卒業生の本多達也さんが21AMDアワード江並直美賞(新人賞)を受賞

本学卒業生の本多達也さん(2013年学部卒、2015年修士課程修了)が、一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)主催の第21回AMDアワードで、新人賞である江並直美賞を受賞、2016年3月14日(月)明治記念館(東京)にて授賞式が行われました。

同賞はデジタルメディアにて表現されるコンテンツ及び、最新のデジタル技術を駆使して制作された国内(海外展開含む)のデジタルコンテンツ及びサービスから年間優秀作品を選出するものです。このうち江並直美賞(新人賞)は、対象業績が業界における第一線へのデビューを飾るものであることを前提に業界の発展に寄与したと認められる人物に対し与えられるものです。

本多さんは在学時代から、ろうあ者のための新しいデバイス「ONTENNA(オンテナ)」の開発に取り組み、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「未踏」事業に採択され支援を受けるとともに、傑出した成果を出したものに与えられる同事業の「スーパークリエータ」にも認定されています。現在は、富士通株式会社 グローバルマーケティング本部 総合デザインセンタ―にて、同プロジェクトをはじめとする次世代デジタルメディアの開発に取り組んでいます。

受賞内容

受賞タイトル

第21回AMDアワード 江並直美賞(新人賞)

受賞者

本多 達也

受賞理由

本多氏は、耳の聞こえない人のために、音を振動と光の強さに変換させて髪の毛で感じさせるヘアピン型の装置という前代未聞の装置を開発した。音のアンテナという意味から「ONTENNA(オンテナ)」と名付けられたこの製品は、全世界のろうあ者に新しい希望を与える製品であり、表彰に値すると考える。