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2019-04-19

本学発ベンチャー(株)未来シェアが、経産省国交省スマートモビリティチャレンジ推進協議会に参画

このたび、本学発ベンチャーである株式会社未来シェアは、経済産業省と国土交通省が共同で立ち上げた「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」の立ち上げメンバーに選定され、その活動に参画します。

経済産業省と国土交通省は、将来の自動運転社会の実現を見据え、新たなモビリティサービス(MaaS)の社会実装とそれを通じた移動課題の解決及び経済活性化を目指して、国土交通省と共同で、地域と企業の協働による意欲的な挑戦を促す新プロジェクト「スマートモビリティチャレンジ」を立ち上げます。地域や事業者等が幅広く参加する協議会を立ち上げ、具体的ニーズやソリューションに関する情報共有を促すとともに、先進的な取組を進める地域において事業性分析等を実施し、ベストプラクティスの抽出や横断的課題の整理等を進め、ビジネス環境整備につなげていきます。

第4次産業革命の波がモビリティの世界に到来し、新たにIoTやAIを活用したモビリティサービス(MaaS)が拡がりつつあります。新しいモビリティサービスの進展は、より高付加価値で快適な移動を実現する可能性を有するとともに、消費者とのタッチポイントで集約されるデータを商品購入や旅行等の多様なサービスに活用することで、幅広い産業の活性化に資することが期待されています。また、高齢化の進展・不採算の交通事業者の撤退等による移動弱者の問題や、インバウンドの増加・深刻な渋滞・満員電車といった過密移動需要に伴う問題等の課題解決にも貢献します。こうした状況のもと、同協議会では、地域や事業者の取組に関する情報共有促進や社会的機運の醸成を進めていきます。また、先駆的取組に挑戦する「パイロット地域」に対する事業計画策定や効果分析等の支援に加え、MaaSの実装実験の支援(新モビリティサービス推進事業)を実施します。

株式会社未来シェアおよび、その研究開発を先導する公立はこだて未来大学スマートシティはこだてラボでは、以上の設立趣旨に賛同し、もてる先進技術とサービスを活用し、目的の実現に貢献してまいります。