2018年10月20日(土)に神田外国語大学(千葉県千葉市)において、同大学Academic Success Center(ASC)主催のPeer Assisted Learning(PAL)シンポジウムが開催されました。本学からは、メタ学習ラボの中村美智子准教授が基調講演を行い、メタ学習ラボのチューター5名がチューターとしての経験やそこからの学びについて発表しました。
ピアラーニングは、授業やチュータリングなどの学習支援組織で行われる学生同士の関わりを通した学び・学び合いのことを言います。学びの主体である学生だけでなく、学びを促すファシリテーターであるチューターにも学びの恩恵をもたらすと言われています。例えば、コミュニケーション能力やリーダーシップ、批判的思考力など、「21世紀スキル」に掲げられている多くのスキルや態度がそうです。
日本ではまだピアラーニングの歴史が浅く、PALシンポジウムはこのテーマで行われた初めてのシンポジウムになります。チュータリングの組織的実践を行う3つの教育機関(神田外語大学、名桜大学、公立はこだて未来大学)の代表と学生チューターが招待され、その知見や取り組みを参加者と共有しました。
シンポジウムに参加した本学学生
- 中原 翼(情報アーキテクチャ領域 博士(前期)課程2年)
- 辻本 海成(知能情報領域 博士(前期)課程1年)
- 類家 怜央(知能情報領域 博士(前期)課程1年)
- 田邉 令衣(情報アーキテクチャ学科3年 情報システムコース)
- 根本 さくら(複雑系知能学科2年 知能システムコース)