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高度ICT演習の成果が LOD チャレンジ Japan 2015 サスティナブル賞を授賞

幅広い分野におけるオープンなデータづくりとデータを活用した取り組を表彰するコンテスト「LOD チャレンジ Japan 2015」で本学の高度ICT演習観光系プロジェクトのエントリー作品群が「サスティナブル賞」(審査員特別賞)を授賞しました。LOD チャレンジ Japan 2013 の「ヒューマンセントリック賞(富士通株式会社スポンサー賞)」に続く二度目の受賞です。

LOD チャレンジ Japan 2015「サスティナブル賞」審査コメント

大学のカリキュラムとして、異なる学年の混成チームで、継続して函館や北海道の観光に取り組んでいる点を高く評価します。作品からは、みなさんが地域と連携して活動し、情報のLOD化に貢献していることが読み取れます。アプリの操作性など完成度の高さはもちろんですが、毎年、新しい課題にチャレンジして解決するアイデアを出し、LODデータセットとアプリとして実現していく継続性を、今回は表彰します。

受賞作品

LOD チャレンジ Japan は、幅広い分野におけるオープンなデータづくりとデータを活用した取り組を表彰するコンテストとして、2011年から開催されています。国内におけるオープンデータの運動の広がりとともに、2011年は73作品、2012年は205作品、2013年は321作品、2014年は240作品、2015年度は290作品が応募され、国内のオープンデータ系のコンテストとして最大規模の応募数を記録しています。

高度ICT演習は、本学の高度ICTコースが主催するプロジェクト型のシステム開発演習(PBL) です。演習では、実社会の課題やニーズを理解し、適切な情報システムによって問題解決につなげるための提案から実装までを、学部生・大学院生を交えたコース横断プロジェクトチームで行っています。

観光系プロジェクトは、高度ICT演習のテーマのひとつとして2008年度より地域の観光をテーマとした活動を行っており、2012年度より「地域情報の公開と活用を促進するLODサービスの構築」というテーマで、観光情報のオープンデータ化とスマートフォンアプリの開発などに取り組んでいます。