石田繁巳准教授(情報アーキテクチャ学科)が、2023年IPSJ/IEEE Computer Society Young Computer Researcher Awardを受賞しました。
石田准教授は無線通信技術を応用した音響センシングの実用的な研究を行い、従来の音響センシング技術だけでは実現が難しかった実用的な場面でのセンシング技術を報告しました。
従来の音響センシング技術を用いた不安定なセンシング結果に信号処理以外の手法を適用することで実用的なセンシングを行う提案や、「従来の音響センシング技術によるセンシング結果が不安定になる」という状況そのものをセンシングに利用するセンシング手法を提案し、その成果を国内外で発表しました。また、それらの成果を無線通信技術にも応用し、国際会議などで報告しました。このような成果に基づいて、2023年IPSJ/IEEE CS Young Computer Researcher Awardを受賞しました。
この賞は情報学の分野において研究発表や論文などの顕著な成果をあげた若手研究者に情報処理学会とIEEE-CS(Computer Society)から共同表彰されるものです。