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2024-09-02

坂井田瑠衣准教授が日本質的心理学会の優秀現場研究報告賞を受賞

坂井田瑠衣准教授(情報アーキテクチャ学科)らの論文が、日本質的心理学会の2023年度優秀現場研究報告賞を受賞しました。

受賞論文は、盲ろう者が指点字通訳を介して相互行為に参加する場面で、指点字通訳者がいかにして盲ろう者に対話相手の発するマルチモーダルな情報を伝えているかを明らかにしたものです。

この賞は、日本質的心理学会の機関誌『質的心理学研究』の臨時特集企画「現場研究報告」に掲載された論文のうち、3編程度が選出されるものです。「現場研究報告」は、豊かな現場(フィールド)研究を発掘し、これからの質的研究のさらなる発展に寄与することをねらいとして企画されています。

受賞論文:盲ろう者にマルチモダリティを伝える指点字通訳者のワーク
著者:坂井田 瑠衣、坊農 真弓 (国立情報学研究所)