学部4年の須藤健斗さん(複雑系知能学科 複雑系コース)が、学部4年の秋元一心(複雑系知能学科 複雑系コース)さん、川越敏司教授(複雑系知能学科)と共同執筆した論文を、2024年12月6日(金)~9日(日)に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催された行動経済学会第18回大会において発表し、行動経済学会ポスター報告奨励賞(学部生部門)を受賞しました。
この研究では、ボランティア活動において必要な人数が集まらないといったコーディネーションの失敗の発生原因をゲーム理論で分析し、その問題を解決する手法を提案、実験室実験による検証を行いました。また、構造推計という手法によって被験者行動を説明するモデルの推計も行いました。
須藤さんは、来年度に公立はこだて未来大学大学院(複雑系情報科学領域)に進学し、今後も行動経済学とデータサイエンスを活用して社会の問題を解決するような研究を続ける予定です。
発表タイトル:ボランティア・ジレンマの解消法:理論と実験
著者 :須藤 健斗、秋元 一心、川越 敏司