Event
2019-10-24

特別講演会「アート触発と創造」を開催(11/22)

開催概要

公立はこだて未来大学特別講演会
アートの触発と創造

日時: 2019年11月22日(金)18:30~20:00(開場18:00)
会場: 公立はこだて未来大学 講堂(函館市亀田中野町116-2)
登壇者:
岡田 猛(東京大学大学院教育学研究科 教授)
中小路 久美代(公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科 教授)
定員: 200名(申込不要、当日先着順)
参加費: 無料
お問い合わせ: 公立はこだて未来大学事務局企画総務課
TEL: 0138-34-6448(平日9:00~17:00)

内容紹介

第一部: 特別講演
「アートの触発と創造」

講演者: 岡田 猛
芸術という表現は、どのように創リ出されるのでしょうか?芸術を創り出す人々の活動を支え促すには、どのようにすればよいのでしょうか?岡田研究室では、芸術家に対するインタビューや心理実験、理論的考察など、芸術創造に関する心理学的・認知科学的研究を積み重ねています。本講演では、それらの研究の進め方と得られた成果を説明し、芸術を創作するプロセス(過程)の特徴について解説します。「触発(inspiration)」と「探索(exploration)」をキーワードとして、芸術創作が時には長期に渡って展開していく有様を記録した結果をご紹介します。さらに、芸術活動を教育の場で実践する研究に基づいて、人々の表現活動を促進する方法について考察します。

第二部: 触発のダイアローグ

話し手: 岡田 猛
聞き手: 中小路 久美代
岡田氏の特別講演を受けて、感嘆したり、不思議に思ったり、閃いたりした事柄について、岡田氏とのインタラクティブな対話を繰り広げます。触発と創造の体験へと繋げます。

登壇者略歴

岡田 猛
東京大学大学院教育学研究科教授(大学院学際情報学府兼担)。米国カーネギーメロン大学博士課程修了、Ph.D. in Psychology。名古屋大学教育発達科学研究科を経て、2005年より東京大学大学院教育学研究科 准教授、2008年より現職。2019年には、認知科学における世界最大の会議Cog Sci2019で基調講演を行う。専門は心理学、認知科学。現在の関心は、創造的認知、特に芸術的創作プロセスや芸術家の熟達化、芸術表現の教育的支援等。

中小路 久美代
公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科教授。米国コロラド大学博士課程修了、Ph.D. in Computer Science。コロラド大学、奈良先端大、東京大学、京都大学を経て2019年より現職。ソフトウェア工学国際会議(ICSE)、創造性と認知国際会議(C&C)等において基調講演を行う。専門はヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)、ソフトウェア工学、デザイン学。現在の関心は、人とソフトウェアが共創する系のデザイン、インタラクティブなデータ可視化による知識創出支援など。

特別講演会フライヤー

※画像はpdfファイルにリンクしています